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ゲーミングキーボードは普段使いできる?メリットとデメリットを解説

ゲーミングキーボードはゲームプレイに有利なキーボードですが、ゲームのためだけに購入するのはためらう人もいることでしょう。 結論からいうとゲーミングキーボードは普段使いでも十分なメリットがあります。 この記事では について

ゲーミングキーボードはゲームプレイに有利なキーボードですが、ゲームのためだけに購入するのはためらう人もいることでしょう。

結論からいうとゲーミングキーボードは普段使いでも十分なメリットがあります。

この記事では

  • ゲーミングキーボードとは
  • ゲーミグキーボードを普段使いするときのメリット
  • ゲーミングキーボードを普段使いするときのデメリット
  • ゲーミングキーボードの選び方

について解説していきます。

ゲーミングキーボードとは?

ゲーミングキーボードとはゲームプレイに有利な機能を有したキーボードを指します。

一般的なキーボードと大きく違うのは、

  • 反応速度が速い
  • 浅く押しても反応する
  • RGBバックライトが採用されている
  • 耐久性が高い
  • マクロキーやマクロ機能がある

などがあります。

ゲーミングキーボードはキーを押してから反応するまでの時間が1~5ms(msは1/1000秒)程度と非常に高速で遅延を感じることはほぼありません。

キーが反応するまでのストロークも浅めに設定されていることが多く、1~2mmほどで反応するのでよりレスポンスを高める設計になっているのが特徴です。

またRGBバックライト機能を備えたモデルも多く、好みに応じてさまざまな色に変化させることができます。

さらに耐久性が高いことも特徴で、5000万~1億回以上打鍵することが可能です。

これは通常のキーボードの5~10倍程度の耐久性となり、長く使うことができます。

ゲーミングキーボードにはさまざまな機能を割り振れるマクロキーやマクロ機能が採用されいることも多く、ゲーム特有の操作を割り当ててプレイを有利に進めることが可能です。

ゲーミングキーボードを普段使いするメリット

ゲーミングキーボードには以下のようなメリットがあります。

  • 耐久性が高い
  • キーのタッチが良好
  • マクロキーまたはマクロ機能

耐久性が高い

ゲーミングキーボードは耐久性が高いことが特徴です。

特にメカニカルキーボードと呼ばれるタイプのものは5000万~1億回以上キーを打鍵しても壊れないほどの耐久性を備えており、使い方にもよりますが10年以上使うこともできます。

一般的なメンブレンタイプのキーボードが500万回程度であることからも段違いの耐久性を備えているといえるでしょう。

キーのタッチが良好

ゲーミングキーボードはメカニカル式を採用しているモデルが多く、キーの打鍵感やタッチがよい傾向にあります。

反応速度や反応する距離も浅めに設定されているので素早くスムーズなタイピングが可能です。

メカニカルキーボードはキーの軸の種類によって打ち心地が大きく変わり、好みに合ったモデルを選ぶことができるのも魅力の一つといえます。

仕事で文章を多く打つ人やプログラミングをする人にはゲーミングキーボードのキータッチはおすすめです。

マクロキーorマクロ機能

マクロ機能とは複数のキーを押すショートカット(Ctrl+VやAlt+F4など)の操作を割り当てることで操作性を上げる機能のことを指します。

マクロキーとはマクロを登録するために別途も受けられているキーのことで、通常はキーボードの左側や上部に増設されるケースが大半です。

2つ以上のキーを押す必要がないので、頻繁に使うものを登録しておくとオフィス作業の際にも時間短縮に繋がり、利便性が高まるというメリットがあります。

ゲーミングキーボードを普段使いするデメリット

ゲーミングキーボードを普段使いするデメリットは以下のものが挙げられます。

  • 価格が高い
  • 60%などの小さいキーボードはオフィス作業に不向き
  • メカニカル式は打鍵音が大きいものもある

価格が高い

ゲーミングキーボードは通常のキーボードに比較して価格が高い傾向があります。

これはゲーミングキーボードの多くがメカニカルキーボードを採用しているからという理由もありますが、最低でも10,000円前後からのモデルが多くなります。

通常のキーボードであれば2,000円程度から購入できるので、ゲームをしないのであれば大きな出費といえるでしょう。

60%キーボードなどの小さいキーボードはオフィス作業に不向き

ゲーミングキーボードの中には持ち歩きやすさの向上や、マウスを動かしやすくするためにフルサイズの60%ほどの大きさになっているモデルもあります。

ファンクションキーやdel、pauseといったキーを省くことで小さいボディを実現しているので、例えばF5を押したいときは「ファンクションボタン」と数字の「5」を同時に押すことが必要です。

小さいゲーミングキーボードは文字を入力したりExcelを使う場合などは不便に感じる可能性があり、通常のオフィス作業に向いていないことがデメリットといえます。

メカニカル式は打鍵音が大きいものもある

ゲーミングキーボードの多くに採用されているメカニカル式はキーの打鍵音が大きいものがあります。

自宅で作業する分には問題となることは少ないかもしれませんが、会社などでのタイピングは場合によっては周囲に迷惑をかけるかもしれません。

打鍵音が気になる場合は静音メカニカルと呼ばれるモデルを使うことで解消できます。

実際にキーをタイプしたときの音は打ってみないとわかりにくいことが多いので、店頭で試してからの購入がおすすめです。

ゲーミングキーボードの選び方

ゲーミングキーボードを選ぶときは次のことを意識しましょう。

  • フルサイズとテンキーレス
  • JIS配列とUS配列
  • キーの種類
  • 無線と有線

フルサイズとテンキーレス

ゲーミングキーボードに限らず、キーボードにはテンキーまである「フルサイズ」とテンキーのない「テンキーレス」の2つが主流です。

テンキーはキーボードの右側に点いている電卓のような数字のキーのことを指しますが、仕事で数字する機会が多い人はフルサイズがおすすめです。

あまり数字は打たないという場合はテンキーレスの方がスペースを広く使えるのでマウス操作がやりやすいというメリットがあります。

普段の使い方に合わせてサイズを選びましょう。

JIS配列とUS配列

キーボードは日本語用の「JIS配列」と英語圏用の「US配列」があります。

JIS配列とは一般的に目にする日本語用のレイアウトのことで、英字や数字の他にひらがながキーに印字されているモデルがほとんどです。

JIS配列とUS配列の大きな違いとして、US配列には「半角/全角」や「変換」「無変換」など日本語を入力するときに使うキーがありません。

キーの表記もひらがなや日本語が印字されていないので見た目がすっきりしていることも特徴です。

またJIS配列と比較して、スペースキーとエンターキーが横に長いので、指の移動距離が少ないというメリットがあります。

一方でUS配列では半角や全角を切り替えるのに特殊な入力方法が必要となるので、慣れていない人は使いづらいと感じる可能性もあるので、購入する際は注意するようにしてください。

キーの種類

キーボードの構造には大きく以下の3つがあります。

メリットデメリット向いている人
メカニカル式・打ち心地がいい
・耐久性が高い
・軸(スイッチ)をカスタマイズできる
・価格が高い
・打鍵音が大きい
・打鍵感にこだわる人
・長く使いたい人
パンタグラフ式・薄型でキーを押しやすい
・打鍵音が静か
・キータッチが軽い
・衝撃に弱い
・基本的に修理できない(一つのキーが壊れると全交換)
・薄型のキーボードが欲しい人
・静かにタイピングしたい人
メンブレン式・比較的安価
・打鍵音が静か
・水や汚れに強い
・キータッチが悪い
・壊れやすい
・基本的に修理できない(買い換えた方が安い)
・とりあえずキーボードが欲しい人
・コストを抑えたい人

メカニカル式

メカニカル式は心地よい打鍵感と高い耐久性がメリットです。

好みに応じて軸を変えることもできるので、自分用にカスタマイズしたい人にも向いています。

ゲーミングキーボードの多くはメカニカル式を採用しており、中には物理的なスイッチではなく光学式や静電容量式を採用して耐久性を大幅に向上させているモデルもあるので、長く使いたい人や打鍵感にこだわる人におすすめです。

一方で価格は高い傾向にあるので、よほどこだわりがなければ選択肢に入らないこともあります。

また軸によっては打鍵音がかなり大きいのでオフィス内など他の人がいる環境では使いにくい場面も出てきます。

パンタグラフ式

パンタグラフ式は薄型でキータッチが軽いのが特徴です。

ノートパソコンのキーはほとんどがパンタグラフ式なのでイメージしやすいでしょう。

打鍵音も静かで周囲に気を遣わなくてよいこともメリットの一つです。

一方で、衝撃に弱かったり壊れてしまうと全交換が必要となったり(ほとんどの場合は修理できない)というデメリットもあります。

ただし通常の使用に関してはそこまで神経質になる必要もないので、迷ったらパンタグラフ式を選んでおくのもありです。

メンブレン式

メンブレン式はとにかく価格が安いのが魅力です。

また構造上、水や汚れに強く、丸洗いできるモデルもあります。

デメリットとしては打鍵感があまりよくないことと、壊れてしまうと修理できない(買い換えた方が安い)ことなどがあります。

とりあえずキーボードが欲しい人やコストを抑えたい人にはおすすめです。

無線と有線

無線と有線には以下のような特徴があります。

メリットデメリット
無線・コードがないのですっきりする
・場所を選ばない
・複数のPCで切り替えが楽
・バッテリーの充電や電池が必要
・入力の遅延が起こる可能性がある
有線・電源がいらない
・入力の遅延が起きない
・コードが邪魔
・コードが届く範囲でしか使えない

無線

無線式はコードがないのでデスク上がすっきりする、PCから離れていても作業できるというメリットがあります。

接続するPCを複数登録できるモデルもあり、切り替えも煩わしいUSBの抜き差しがありません。

一方で、必ずバッテリーか電池を使うことになるので一定のタイミングで充電または電池の交換が必要です。

バッテリーも長時間持つモデルもあるので、一概にデメリットというわけではありませんがゲーミングキーボードはバッテリーの消耗が激しい傾向にあるので頻繁に充電する可能性もあることには注意が必要です。

また無線式はキーの反応が若干遅れることもあり、ゲームプレイに関しては違和感を感じることもあります。

有線

有線式はバッテリーが必要ないのでPCが起動していれば無限に使えます。

また入力遅延が少なく、確実に反映されるのでゲームプレイには有線の方が向いていることが多いといえるでしょう。

デメリットとしてはどうしてもコードがあるので邪魔になること、離れて作業ができないことが挙げられます。

またPCの切り替えは当然ですが、ケーブルを抜き差ししなければならないので複数デバイスで作業する機会が多い人は無線の方がよいでしょう。

まとめ:ゲーミングキーボードは日常使いでも大活躍できる

以上、ゲーミングキーボードの普段使いについて解説してきました。

ゲーミングキーボードはゲーム用に機能を高めたキーボードですが、日常使いもより便利で快適にしてくれます。

価格が高い傾向にあるのでゲームをしない場合は積極的に選ぶ理由は少なくなりますが、ゲームもしたい、仕事にも使いたいという人にはおすすめできるキーボードです。

キーボードを選ぶポイントしては

  • フルサイズかテンキーレスか
  • JIS配列かUS配列
  • キーの種類
  • 無線と有線

があるので、自分の使い方に合ったものを選びましょう。

PCの新調に合わせてキーボードの購入を考えている場合は、古いPCを処分する必要が出てきます。

その際は、パソコン処分.comでの処分がおすすめです。

箱に詰めて送るだけで無料で処分してくれるので、ぜひ検討してみてください。

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