パソコンを買い替えたいけど安い時期はある?と疑問に思う人もいるのでは?パソコンが安い時期は3月。しかし、必ずしも3月に変えるとは限りません。この記事では、パソコンやBTOパソコンなどの安い時期を詳しく解説します。
パソコンを購入するなら、少しでも安い時期に買いたいと思いますよね。
パソコンには、いつもより安く買える時期があります。パソコンを安い時期に買えば、いつもよりもスペックの高いものをいつもより安く購入できます。
安い時期にパソコンを買うためには、故障する前に余裕をもって買い替えるのがおすすめです。
そこでこの記事では、パソコンが安い時期を詳しく解説します。BTOパソコンの安い時期も合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
目次
パソコンを安く買える時期は、次の5つです。
中でも、最もパソコンが安い時期は3月です。
理由は、決算期のセールがあるから。他のセールと比較しても、大幅に割引される可能性が高いでしょう。
それでは、他の時期についても順番に見ていきましょう。
特に家電量販店では、定期的にセールが開催されます。
店舗独自のセールを行っていることもありますが、ここでは、代表的なセールを紹介します。
ゴールデンウイーク前やお盆前は、セールが開催されることが多い時期です。
特にお盆前は、ボーナス時期とも重なるためボーナスセールが開催され安く買える可能性も高いでしょう。サマーセールなど、季節に合わせたセールが行われることもあります。
年末年始は秋冬のモデルチェンジやボーナス、クリスマスなどのイベントとセールが重なり、他のセールよりも安い可能性が高くなります。
ねらい目は、12月半ば。モデルチェンジ後の春夏モデルが、特に安くなっている可能性があります。
年始は福袋などで他の商品とセットになって販売されていることがよくあるため、パソコンだけを安く買うなら年末がおすすめです。
パソコンのモデルチェンジの時期には、旧モデルが安く買える可能性があります。
モデルチェンジの時期は、毎年1月、5月、9月です。国内メーカーは、年3回と頻繁にモデルチェンジを行うため、その時期に合わせて1世代前の型落ちモデルを狙うのもいいでしょう。
CPUの世代交代の時期も、パソコンの価格に影響します。
CPUは、1~2年おきの早いスパンで新しい世代が発売されます。CPUのスペックは、世代が新しくなるごとにどんどん向上します。
世代が新しいCPUが発売される時期には、前の世代のCPUを搭載したパソコンは型落ちとなり安く販売されます。
2022年8月現在、Intelの最新のCPUは第11世代。過去のCPUの発売日は、以下の通りです。
世代 | 発売日 |
---|---|
第7世代 | 2017年1月6日 |
第8世代 | 2017年11月2日 |
第9世代 | 2018年10月20日 |
第10世代 | 2020年4月30日 |
第11世代 | 2021年3月30日 |
このように、CPUの発売月に決まりはありませんが、概ね春・秋ごろが多い印象です。
最新のCPUを搭載にこだわりがない場合は、CPUの世代交代の時期をチェックし、1つ前の世代のCPUを搭載したパソコンを検討するのもいいでしょう。
CPUの選び方やCPUに関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンのCPUとは?性能や種類、見方をわかりやすく解説>>
CPUの選び方!初心者にもわかりやすく性能や用途別に解説>>
決算期とは、家電量販店の決算期に行われるセールで、ノルマ達成などのためにいつもよりも安い価格で販売されます。
大手家電量販店では、年に2回決算セールが行われることが多くなります。
というのも、大手家電メーカーでは、ヤマダ電機、ケーズデンキ、エディオン、ヨドバシカメラの中間決算が9月、総決算が3月。ビックカメラとコジマは、決算時期が2月と8月と決算期が2回あるためです。
3月には他のセールが開催されることも多いため、1年の中で最も安くパソコンを買える時期です。
ゆっくりとパソコンを見たいなら、店舗が混雑する年末年始よりも比較的空いている決算期がおすすめです。決算期は値下げ交渉しやすいことも魅力。直販サイトなどの情報をもとに、うまく交渉すればお得に買えますよ。
メーカー直販モデルのパソコンは、自分の好みにカスタマイズできることが魅力。家電量販店などで買うよりも、安い価格で買えることが多く人気があります。
いつも安いことが多い直販モデルですが、さらに安くなるタイミングがセールの開催時期です。タイムセールやクーポンの配布などを行っていることもあるため、メール会員に登録してこまめに情報をチェックしましょう。
BTOパソコンとは、「Build To Order」の略で好みのパーツを組み合わせることができる受注生産のパソコンです。
BTOパソコンは通常から安いことが多いのですが、さらに安いのがセールの時期。
BTOパソコンは、毎月セールを行っているメーカーもあります。しかしセールの内容は毎月同じではなく、無料でパーツがついてくるなど値引きではないこともあります。
大幅値引きされることが多いのは、一般的なパソコンと同じように年末年始や決算期、ボーナス時期などの1月、3月、7月、12月頃です。
特に3月は、進学や就職のシーズンでもあるため、パソコンの需要も高まります。決算期でもあるため、BTOパソコンが最も安い時期でもあります。
BTOパソコンに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
ゲーミングPCとは、主に快適にゲームをプレイするために、グラボが搭載されスペックの高いCPUを搭載しています。
ゲーミングPCは、頻繁にセールやキャンペーンが行われています。しかし、時期は不定期のため、欲しいゲーミングPCがある場合は頻繁にサイトを確認しましょう。
ゲーミングPCが安い時期も、3月です。パソコンが売れる時期のため、割引率の高いセールや送料無料キャンペーンなども開催されます。
6月のボーナスセール、12月の年末年始セールも価格が下がりやすくねらい目です。
複数のキャンペーンが同時に開催されることもあり、ゲームソフトのプレゼントやキャッシュバックなどの特典がつくこともあります。
またゲーミングPCは、グラボが新発売する時期やCPUの世代交代の時期もねらい目。旧型のパーツを搭載したゲーミングPCが一斉にセール価格で販売されます。
グラボは約2年に1回、CPUはほぼ毎年新製品がリリースされるため、最新パーツにこだわりのない人にはおすすめです。
ゲーミングPCに関しては下記記事でも詳しく解説しています。
ゲーミングPCとは?一般的なPCとの違いや必要性を初心者向けに解説>>
ゲーミングPCの選び方!ゲームタイトル別に初心者にもわかりやすく解説>>
ここからはパソコンメーカーを国内メーカー、海外メーカーに分けて、安い時期を解説します。少しでも安い価格で買うために、メーカーごとに安い時期を見極めましょう。
国内大手メーカー、富士通、NEC、東芝、Panasonicなどが安い時期は、まずはモデルチェンジ時期です。
パソコンは次のように、モデルチェンジが行われます。
新モデルが発売され型落ちモデルを買うなら、新モデルが発売される1ヶ月前がおすすめ。型落ちモデルの値下げが始まります。
また国内メーカーでは、家電量販店でも多くの取り扱いがあります。そのため決算期や新生活応援セールなどが行われる3月が最も安い時期です。
また半期決算がある9月も同様にねらい目。決算時期は特に、店舗側も売りたい気持ちが強いため、値下げ交渉もしやすいでしょう。
海外メーカーは、国内メーカーのように定期的なモデルチェンジ時期がありません。モデルチェンジ時期は、海外メーカーのパソコンも安く買えるため欲しいメーカーのパソコンは定期的にモデルチェンジの情報をチェックしておきましょう。
また海外メーカーの特徴として、円高の時には安く買えることが挙げられます。反対に円安の時には、価格が上がることもあるため為替の動きにも注意しましょう。
Appleで販売しているのは、Macです。Macはもともと高価なため、できるだけ安く買いたいと思う人も多いですよね。
しかし、Appleにはセール時期がほとんどないため安い時期が存在しません。稀にセールがあったとしても不定期のため、予想もできません。
Macを安く買うためには、Macならではの方法があります。これらの方法を利用して、少しでもMacを安く買いましょう。
順番に紹介します。
セールが少ないAppleのMacですが、新製品が発売される時期には旧モデルが安くなります。
Macのモデルチェンジ時期は、しっかりしたきまりがないため確実な時期はわかりません。
Macのモデルチェンジは、年に1度のマイナーチェンジ、数年に一度のフルモデルチェンジがあり、価格が大きく安くなるのはフルモデルチェンジの時期です。
過去の販売実績から、おおよその周期を予測すると次のようになります。
これらの時期には、安くなった旧モデルを買えます。少しでも安くMacを買いたいなら、モデルチェンジの周期を覚えて狙うのがおすすめです。
MacをApple公式サイトで買うと、学割・教職員割引を利用できます。iPadは最大15,000円、Macは最大41,000円割引されます。
Appleの学割は、学生だけでなく、その両親も利用可能。AppleCare+ for Macも割引価格で利用できるため、かなりお得です。
参考:Apple 新しいMacやiPadは、Appleの学生・教職員価格で購入できます。
整備済み製品は、Apple認定製品の中古品です。Appleがしっかりと整備しており1年間の特別保証もついています。新製品にこだわりがない場合は、整備済みのMacを買うのもいい方法です。
AppleでMacを買い替えるなら、下取り制度を利用しましょう。
下取りはMacでもWindowでも利用可能で、最大10万円以上の割引または、Apple Storeのギフトカードがもらえます。
AppleStoreでMacを購入する場合は、その場で下取り分を割引してくれることもあります。
パソコンを安い時期に買うといつもよりも安く買えますが、さらに安くなる方法もあります。
ここでは、代表的な方法を3つ紹介します。
順番に見ていきましょう。
家電量販店では、値下げ交渉ができることもあります。特に、3月の決算期は少しでも多く売りたいため、柔軟に値下げ交渉に対応してくれることも多くなります。
他店の価格やインターネットの価格を引き合いに出して、交渉してみましょう。
パソコンを安く買うためには、型落ち品やアウトレット品もおすすめ。モデルチェンジ時期に1世代前のパソコンを買えば、型落ちとはいえ最新モデルに近くなります。
スペックの高いパソコンを、いつもより安く買える可能性が高くなります。アウトレット品は、いわば売れ残りのパソコンです。少し古くはなりますが、気にならない場合は検討してもいいでしょう。
メーカーの直販サイトは、家電量販店よりも価格が安い傾向です。直販サイトはセールが豊富でクーポンを配布していることもよくあります。
中にはタイムセールを行うサイトもあるため、欲しいパソコンのメーカーのサイトはこまめにチェックしましょう。
パソコンの買い替えは、購入から3~5年がおすすめと言われています。
パソコンを長期間使用していると、ソフトウェアやハードウェアの不具合などの故障が目立つようになるためです。
また、次のタイミングも買い替える目安になります。
OSのアップデートは、OSのサポート期間に関係します。OSがアップデートして、OSのサポート期間が終了すると、ウィルス感染のリスク、不具合の修正がされないなどの問題があります。
またノートパソコンの場合は、バッテリーの寿命が来たら買い替えがおすすめ。バッテリーの寿命の場合は、バッテリー交換も1つの方法ですが、費用が高いため、思い切って買い替えがおすすめです。
パソコンは故障する前に買い替えましょう。
というのも、急に故障した場合、十分に検討できずに新しいパソコンを買うことになり、本当にほしいものが買えない可能性があるためです。
そのほかにも下記の理由があります。
故障する前であれば、パソコンが安い時期に余裕をもって買い替えできます。
また、パソコンを買い替えたらデータ移行が必要ですが、故障した後はデータの取り出しが難しくなることも。最悪の場合、データの復元ができなくなる可能性もあるため、故障する前に買い替えデータ移行しておくのがおすすめです。
パソコンの寿命が近づくと、次のような症状が起こります。
パソコンにこれらの症状が現れたら、寿命が近いサイン。焦げたようなにおいがする場合は、発火の恐れもあり危険なため、早急に買い替えを検討しましょう。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分が必要です。パソコンを買い替える場合は下取りを利用すると、安く買えることもありますが、下取りする場合はデータを完全に消去する必要があります。
パソコンは小型家電リサイクルの対象のため、粗大ゴミなどに出すこともできません。
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パソコンが最も安い時期は、決算期でもある3月です。
パソコンを安く買うなら、3月を狙いましょう。その他、5月のゴールデンウィーク前、6月のボーナス時期、8月のお盆前、12月、1月の年末年始なども安い時期です。
また、モデルチェンジ時期も型落ちモデルとなった機種が安く買えることが多いでしょう。型落ちモデルを狙うなら、モデルチェンジ1ヶ月前頃がおすすめです。
BTOパソコンは頻繁にセールを行っていることも多いのですが、基本的に一般的なパソコンと同じころにセールが開催されることが多くなります。
パソコンは故障する前に買い替えがおすすめです。余裕をもって安い時期に買うためにも、快適に使用できないようになったら買い替えを検討しましょう。
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