パソコンを買うならどこがいいのかと迷うことも。パソコンは買う人によっておすすめが違います。この記事では、パソコンを買う場所やおすすめメーカーをパターン別に紹介しています。パソコンを買いたい人は参考にしてください。
パソコンは、家電量販店やインターネットサイトなどで販売されています。
いざパソコンを買うとなると、どこで買うのがいいんだろうと悩む方もいるのではないでしょうか。
パソコンは買う場所によって特徴があり、買えるパソコンの種類や価格が異なります。
そこでこの記事では、パソコンを買う場所やおすすめの人、おすすめのパソコンメーカーを紹介します。
パソコンをどこで買うべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
目次
パソコンを買うなら、どこで買うのがいいのでしょうか。
主に次の3つの場所が選択肢に上がります。
それぞれ特徴やメリット、デメリットを順番に解説します。
ヨドバシカメラやヤマダ電機、ビックカメラなどの家電量販店では、いろいろなメーカーのパソコンを実際に見て、触って選ぶことができます。
特にNEC、富士通、Dynabookのパソコンは、家電量販店での販売に力を入れており、取り扱いが豊富です。
またAppleのパソコンはどこで買っても同じ価格のため、ポイントが付く分、家電量販店での購入がお得になることもあります。
販売員との交渉次第では値引きをしてくれることもあり、お得に感じるかもしれません。しかし、家電量販店では人件費やマージンなどのコストがかかっているため、パソコンの価格が高いことが多いです。
家電量販店で価格の安いパソコンを見つけたら、スペックや年式を確認しましょう。低スペックで、年式も古いパソコンを在庫処分などのためにセール価格で販売していることもあるためです。
家電量販店の販売員にアドバイスを求めると、ほとんどの場合は在庫が多いなど早く売りたい商品をおすすめします。できるだけクレームが付かないように、多くのソフトが付いたスペックの割に高価なパソコンをすすめられることもあります。
そのため、家電量販店でパソコンを買うなら販売員におすすめを聞かないで、自分で決めることを心がけましょう。
家電量販店でパソコンを買うメリットは、パソコンをすぐに持ち帰りできることです。タイミングによっては展示品を安く買えることもあります。
家電量販店は、とにかく早くパソコンが欲しい人にはおすすめです。
【家電量販店のメリット】
【家電量販店のデメリット】
パソコンをインターネットで検索すると出てくるのが、Amazonや楽天などのECサイト。
さまざまなメーカーのパソコンを購入でき、特にAmazonでは即納品が多く、お急ぎ便で注文すれば最短当日に届くこともあります。
ECサイトでは比較的安くパソコンを買えますが、パソコンの詳しいスペックが確認できない場合も。スペックがわからないままパソコンを買うと、スペック不足でパソコンが使えないということもあります。
また、ECサイトでは延長保証が付けられないこともあります。通常の1年保証のみのため、長期保証を付けて安心したい人には向いていません。
しかしながらインターネットショップでは、価格を比較しやすいこともメリットです。家電量販店の場合は、店舗を実際に回る必要がありますが、インターネットショップではショップやサイトごとに簡単に価格を比較できます。
Amazonや楽天の場合、アカウントがあれば基本情報の入力が簡単で、ポイントが貯まり、セールで安く購入できることもあります。
【Amazonや楽天などのECサイトのメリット】
【Amazonや楽天などのECサイトのデメリット】
パソコンメーカーには、それぞれメーカーの直販サイトがあります。また、BTOショップとは、パソコンを受注生産しているサイトです。
メーカーの直販サイトやBTOショップのメリットは価格が安く、パソコン構成をある程度自由にカスタマイズできることです。
CPUのスペックやメモリやストレージの容量などを選べるため、必要なスペックや予算に合わせてパソコンを選べます。
長期保証が購入できたり、無料でついていたりするため初心者にもおすすめ。キャンペーンやセールの開催や割引クーポンの配布などで、家電量販店よりも安い価格でパソコンを購入できます。
ただし、即納モデルを除き、受注生産になるため納期がかかることもあります。また、NEC、富士通、Dynabookは家電量販店での販売に力を入れているため、直販サイトが安くなりにくい傾向があります。
その他のメーカーは、ほとんどの場合家電量販店よりも直販サイトが安くなります。キャンセルなどのアウトレット品を格安で販売していることもあるため、パソコンを安く買いたい人は、一度直販サイトをチェックしてみましょう。
【メーカー直販サイト、BTOショップのメリット】
【メーカー直販サイト、BTOショップのデメリット】
結局パソコンはどこで買うのがいいのか、結論は人によって違います。
家電量販店、ECサイト、メーカー直販サイトやBTOショップの特徴から、それぞれおすすめの人は次のような人です。
【家電量販店はこんな人におすすめ】
【ECサイトはこんな人におすすめ】
【メーカー直販サイト・BTOショップがおすすめの人】
以上をふまえて、結局パソコンを買うならどこがいいのか、パターン別に紹介します。
パソコンがよくわからない初心者の方は、家電量販店で実際に説明を聞き、パソコンを選ぶのもおすすめです。
ただし、家電量販店では、販売員が売りたいパソコンをおすすめするため、言われるまま買ってしまうと後悔する可能性があります。
少しでもパソコンを安く買いたいなら、店舗でパソコンの説明やアドバイスをもらい、その後インターネットで価格を比較し検討するのもいいでしょう。
NEC、富士通、Dynabookなどのパソコンは高価ですが、サポートが手厚く初心者向けです。家電量販店での販売に力を入れているため、インターネットサイトよりも安く買える可能性もあります。
パソコンがある程度わかる方でとにかく安くパソコンを買いたいなら、パソコンメーカー直販サイトやECサイトでパソコンを買うのがおすすめです。
欲しいパソコンのメーカーやスペックを決めて、サイト間で価格を比較して買いましょう。
インターネットサイトではキャンペーンやセール、クーポンの配布などが豊富です。パソコンを安く買える時期を逃さないように、こまめにサイトをチェックしましょう。
パソコンを安く買う方法に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンを安く買う方法は?店舗よりもネット通販がおすすめ>>
パソコンに詳しく、できるだけ安くスペックの高いパソコンが欲しいなら、BTOショップがおすすめです。
自由にパーツを選べるため、欲しい構成のパソコンを安価で購入できます。自作PCに比べ、パーツ選びのハードルも低いため自作は難しいが、スペックの高いPCが欲しい方におすすめです。
BTOパソコンの安い時期に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンが安い時期はいつ?BTOパソコンの安い時期も解説>>
パソコンをとにかく安く買いたいと思う方の中には、フリマアプリやヤフオクでパソコンを買うことを検討している方もいるかもしれません。
フリマアプリやヤフオクで購入できるのは、主に中古パソコン。
信頼できる中古パソコンショップの場合は、パソコンの外装や中身の状態などを詳しく記載しています。保証がついていることもあり、ある程度安心して購入できます。
しかし、フリマアプリやヤフオクでは、出品者がパソコン状態を詳しく教えてくれるとは限りません。
万が一購入したパソコンの状態が思った以上に悪い場合でも、保証もなく返品もできません。格安のパソコンを購入してみたら、ほとんど使えないジャンク品だったということもあります。
よほどのことがない限り、フリマアプリやヤフオクでの購入は避けましょう。
中古パソコンの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
中古パソコンの選び方!CPUやノートPCのチェックポイント>>
パソコンメーカーはそれぞれ特徴が異なり、パソコンを買うなら、どのメーカーで買うかも重要になります。
パソコンメーカーは、大きく分けて次の3つがあります。
初心者には、サポートが充実している国産メーカーがおすすめ。少しでも安くパソコンを買いたいなら海外メーカー、好きなパーツを自由に組み合わせて好みのスペックのパソコンが欲しいならBTOメーカーがおすすめです。
それぞれの特徴を、詳しく見ていきましょう。
国産メーカーの特徴は、サポートが手厚いことです。
マニュアルもわかりやすく、初期設定が不安な初心者にもおすすめです。マニュアルを見ても初期設定が難しい場合は、電話やチャットでサポートを受けたり、出張設定サポートを受けたりもできます。
最初から入っているソフトも多く、やりたいことがすぐにできるため初心者には扱いやすいでしょう。
サポートやソフトが充実している分、価格は高めに設定されています。
それぞれのメーカーの特徴を簡単にまとめると、次のとおりです。
メーカー | 特徴 |
---|---|
NEC | ・国内販売台数最多で初心者におすすめ ・電話サポートが無料 ・マニュアルもわかりやすい |
富士通 | ・スーパーコンピューター京を開発 ・初心者にも使いやすい設計 |
Dynabook(東芝) | ・耐久性が高い ・軽量・薄型のノートパソコンが多い ・1部の機種はメーカーの2年保証付き ・海外保証付き(制限あり) |
Panasonic | ・ノートパソコンを中心に販売 ・性能が高く携帯しやすい ・耐久性が高い |
VAIO | ・SONYが事業を売却 ・高級で高性能のパソコンが多い |
海外メーカーは、高品質でありながら抑えられた価格が魅力のメーカーが豊富です。
コスパが高いパソコンが多い一方で、日本語のマニュアルがないこともありサポートはあまり充実していません。
パソコンの設定も自分で行う必要があるため、ある程度パソコンの知識が必要です。海外メーカーのパソコンには、最初から入っているソフトが少なく、自分で必要なソフトを追加する必要もあります。
全体的にコスパのいいモデルが多いため、ある程度パソコンの知識があり、安いパソコンが欲しい人におすすめです。
メーカー | 特徴 |
---|---|
HP | ・個人向けが多い ・デザインや性能が良い |
Dell | ・コスパがいい ・高品質で低価格 |
Lenovo | ・キーボード操作がしやすい ・高品質で低価格 |
Microsoft | ・surfaceを販売している ・タブレットにもノートパソコンにもなる2in1が特徴 ・高品質で使いやすい ・価格が高い |
Apple | ・優れたデザイン性と高いブランド力 ・ファンが多い ・価格が高い |
BTOメーカーは、受注生産でパソコンを販売しているメーカーです。
CPUやメモリ、ストレージなどを細かくカスタマイズできるため、予算に合わせて好みのパソコンを購入できます。
スペックの高いパソコンから、コスパ抜群のモデルまで自由に選択できるため、人気も高まっています。
常に何かしらのキャンペーンを開催しており、クーポンの配布などもさかんなことから、スペックの高いパソコンを安く買いたい人におすすめです。
メーカー | 特徴 |
---|---|
マウスコンピューター | ・一般的なパソコンからハイエンドモデルまで豊富なラインナップ ・人気が高い・価格が安い |
ドスパラ | ・ゲーミングPC(GALLERIA)が人気 ・価格が安い |
パソコン工房 | ・ラインナップが豊富 ・価格が安い |
ここではパソコンメーカーの中から、おすすめを9社紹介します。
それぞれ、おすすめの人は以下の通りです。
最もおすすめ | ・マウスコンピューター |
とにかく安く買いたい | ・マウスコンピューター ・Dell ・Lenovo ・HP ・パソコン工房 ・ドスパラ |
ゲーミングPCが欲しい | ・マウスコンピューター ・パソコン工房 ・ドスパラ |
初心者向け | ・NEC ・東芝(Dynabook) ・富士通 |
それぞれの特徴を、詳しく見ていきましょう。
「マウス、マウス~」のCMで話題になった、BTOパソコンメーカーです。
一般的なモデルからクリエイターモデルまで、用途に合わせて幅広いラインナップをそろえています。パソコンに詳しくない人でも購入しやすいように、24時間365日のサポートもあり、初心者でも安心です。
コスパも高く、思った以上に安いパソコンを買うこともできます。カスタマイズ可能で、デザインも良く、デメリットがあまりないおすすめメーカーです。
アメリカのパソコンメーカーで、世界シェア率もトップクラス。ビジネスモデルが中心です。
ゲーミングPC、ノートパソコン、デスクトップと全ての種類のパソコンの取り扱いがあります。
コスパの高い製品が多く、とにかく安くパソコンを買いたい人に向いています。しかし、上位モデルは高額で価格差が大きくなっています。
海外から輸入されるため納期がかかり、サポートもあまり手厚いとは言えません。パソコンで困ったことがある場合には、ある程度自分で解決できる人におすすめです。
参考:Dell公式サイト
パソコンのBTOメーカーの老舗で、地味ながら信頼性は抜群です。パソコンにある程度詳しい方に人気のメーカーです。
通常のデスクトップパソコンからゲーミングPCまで、ラインナップが豊富で全ての製品のコスパが高くなっています。
全国に店舗があり修理なども行っているため、近くに店舗がある場合はサポートも安心です。
スペックの高いパソコンを安く買いたい人は、一度チェックしてみるといいでしょう。
参考:パソコン工房公式サイト
全国に店舗があるパソコンのBTOメーカーです。
パソコンの知識があまりなくても、標準構成でも買いやすくなっています。パーツが無料アップグレードできたり、セール価格があったりと、高性能なパソコンを安く買えることが多いです。
ゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア)」が人気で、コスパの高いゲーミングPCが欲しい方には人気の高いメーカーです。
ゲーミングPCの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
ゲーミングPCの選び方!ゲームタイトル別に初心者にもわかりやすく解説>>
参考:ドスパラ公式サイト
IBMから分離した中国メーカーです。世界シェア率も高く、コストパフォーマンスは最高レベルで、ビジネスモデルが中心です。
キーボードの操作性には定評があり、IBMからのファンも多いメーカー。ノートパソコンやデスクトップ、ゲーミングPCなど幅広いラインナップで、全ての製品の価格が安く設定されています。
参考:Lenovo公式サイト
HPは、アメリカに本社を構える会社で「ヒューレット・パッカード」の略です。デザイン性とコスパに優れたメーカーです。
他の海外メーカー同様に幅広いラインナップをそろえています。特に小型のノートパソコンが人気で、おしゃれでコスパのいいパソコンが欲しい人に人気です。
海外メーカーですが、日本向けの製品は東京の工場で生産されています。
参考:HP公式サイト
NECは国内シェアのトップを誇るメーカーで、初心者向けのノートパソコンや一体型が製品の中心です。
品質やデザイン性に優れたノートパソコンが魅力ですが、コスパはあまり高くありません。
その分、徹底したサポートや初心者にも扱いやすいソフトなどを初期から備えており、読みやすい説明書などで初心者でも困らない工夫がされています。
ただし、ゲームや動画編集などの高度な作業には、あまり向いていません。
パソコンのスペックが低い割に価格が高いことがあるため、パソコンを買う前にはスペックをよく確認しましょう。
参考:NEC公式サイト
ノートパソコン専門のメーカーで、シャープと東芝の合弁会社がDynabookです。
高い技術力で、モバイルノートの性能が良く、軽量、コンパクトでありながら、丈夫で駆動時間が長いと、ビジネスシーンでの人気も高くなっています。
もちろんサポートも手厚いため、大学生向けのパソコンとしても人気があります。全体的に高価な価格帯です。
富士通は国産メーカーの中でも、インテリアを重視したおしゃれなデザインが多いです。
世界最軽量のモバイルノートを販売するなど安いパソコンとは異なる特徴があります。価格は海外メーカーと比較すると高めですが、その分手厚いサポートが魅力で初心者でも安心です。
初心者向けの製品が多めですが、ビジネス系のパソコンにも力を入れており、豊富なラインナップがあります。
高齢者向けのデザインやサポートがあり、パソコンに不慣れな方でも心配ありません。
参考:富士通公式サイト
パソコンを買うならどこがいいのか、結論は人それぞれです。
とにかく安くパソコンが欲しい場合は、インターネットで海外メーカーのパソコンやBTOメーカーのパソコンを買うのがおすすめです。
しかし、パソコンに詳しくない初心者は、価格が高くてもサポートが手厚い国内メーカーのパソコンを家電量販店で買うのもいいでしょう。
それぞれの特徴を知り、目的に合った場所でパソコンを買いましょう。
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