ゲーミングPCの予算の平均は、15万円~20万円です。ミドルスペックのゲーミングPCを購入できるため、長く使い続けることもできます。この記事では、ゲーミングPCの予算別の特徴と、おすすめ機種を紹介します。
ゲーミングPCは、10万円のエントリーモデルから30万円以上のハイスペックモデルなど価格の幅が広く、その特徴もさまざまです。
そのため、ゲーミングPCを買うために、どれくらいの予算が必要かわからない、予算の決め方がわからない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ゲーミング‘PCの予算の平均や予算ごとのゲーミングPCの特徴、おすすめゲーミングPCを紹介します。
ゲーミングPCの予算の決め方がわからなくて、悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
目次
ゲーミングPCは、ゲームをプレイすることを前提に設計されたパソコンです。
一般的なパソコンとの違いは、グラフィックボードを搭載していることです。ゲーミングPCは、一般的なパソコンよりも高性能なため、ゲームをプレイするだけでなく、事務処理やインターネットの閲覧などの作業も快適です。
ゲーミングPCの価格の相場は、15~25万円程度。中でも20万円前後のゲーミングPCが最も多くなります。ゲーミングPCは、予算5万円程度で購入できる場合もありますが、ストレスなくゲームを楽しむためには十分なスペックとは言えません。
例えば、ゲーミングPCの取り扱いが多いドスパラのゲーミングPCの人気ランキングは以下の通りです。
ゲーミングPC | 価格 |
---|---|
1.GALLERIA XA7C-R36T Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版 | 229,980円(税込) |
2.GALLERIA RM5R-R36T Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版 | 169,980円(税込) |
3.GALLERIA XL7C-R36H Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版 | 194,980円(税込) |
※価格は全て税込・ドスパラ価格
このように、20万円前後のゲーミングPCが売れ筋となっています。
20万円前後のゲーミングPCは、多くのゲームを快適にプレイできるスペックで価格と性能のバランスも良いため多くのユーザーに人気です。ゲーミングPCは、価格と性能は比例しており、高いスペックが求められるゲームをプレイしたい場合は、その分パソコンの価格も上がります。
ちなみに、この予算20万円は本体のみの価格です。ゲーミングPCを一式そろえるには、本体の他にモニター、マウス、キーボードが必要です。
そのため、ゲーミングPCを購入するための予算は本体のみで20万円、その他の周辺機器で5万円、合わせて25万円程度用意するのがおすすめです。
ゲーミングPCでそろえるべきアイテムについては以下の記事でも解説しています。
ゲーミングPCで揃えるべきアイテムは?必要なものと総額を解説
2022年現在、ゲーミングPCの価格は、半導体需要の増加によるパーツ不足やPCゲームの人気上昇などから上昇傾向です。
はじめてゲーミングPCを購入する場合、何を基準に選べばいいのかわからないかもしれません。ゲーミングPCの予算を決めるには、自分に必要なゲーミングPCのスペックなどを決める必要があります。
ゲーミングPCを選ぶ際には、次の5つのポイントで見ていきましょう。
ゲーミングPCの選び方のポイントについて、順番に見ていきましょう。
ゲーミングPCでプレイしたいゲームが決まっている場合は、ゲームの公式サイトにある推奨スペックを確認しましょう。
ゲームの公式サイトでは、GPUやCPU、メモリなどの必要スペックが記載してあります。推奨スペックギリギリのゲーミングPCでは、状況によっては快適にプレイできない可能性もあります。推奨スペックよりも少し上のスペックを選べば、快適にゲームをプレイできるでしょう。
代表的なゲームの推奨スペックは、以下の通りです。
ゲームタイトル | 推奨CPU | 推奨GPU |
---|---|---|
apex | Intel Core i3-6300 3.8GHz / AMD FX-4350 4.2GHz. | NVIDIA GeForce GT 640 / Radeon HD 7730 |
Minecraft | Intel Core i3-3210 | GeForce 2xx Series |
モンスターハンターワールド | Intel Core i5-4460/AMD FX-6300 | NVIDIA GeForce GTX 760 (2GB以上)AMD Radeon R7 260x (2GB以上) |
三國志14 | Intel Core i3-3220(3.0GHz以上) | NVIDIA GeForce GTX 660以上 |
黒い砂漠 | Core i7-8700K | GTX 1080 Ti(HIGH) |
フォートナイト | Core i7-8700 | GTX 1080 |
CPUとはパソコンの頭脳にあたるパーツで、パソコン全体の演算処理やパーツの制御を行います。CPUのスペックが高いほど、パソコンの処理能力も上がります。
ゲーミングPCのCPUは、Core i 5、Ryzen5以上がおすすめです。Core i はIntelのCPU、RyzenはAMDのCPUですが、大きな性能差はないためどちらを選んでも問題ありません。
Core i 5、Ryzen5のCPUを選べば、多くのゲームを問題なくプレイできます。
ただし、予算に余裕があり、少しでもいいものがほしい、長く使えるゲーミングPCが欲しい場合は、Core i 7、Ryzen7のゲーミングPCを選びましょう。
パソコンのCPUに関しては下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンのCPUとは?性能や種類、見方をわかりやすく解説>>
GPUは、ゲーミングPCのスペックを左右する重要なパーツです。GPUを搭載した基板のことをグラフィックボードと呼び、ゲーミングPCの映像に関わる処理を行います。
GPUのメーカーは「NVIDIA」と「AMD」があり、一般的なゲーミングPCには「NVIDIA」がおすすめです。
NVIDIAのゲーム向けGeForceシリーズは基本性能が高いほうから RTX、GTX、GTの順番で展開されています。例えば、RTX3060の場合、30が世代、60が世代内の性能を表しており、どちらも数字が大きいほど高性能です。
予算を抑えてゲーミングPCが欲しいなら、GTX1660がおすすめです。ただし映像の滑らかさに関係するフレームレート(fps)は120fpsと低めのため、より滑らかな映像を楽しみたい場合は、RTX3060などのミドルクラスのGPUを選びましょう。
パソコンのグラフィックボードに関しては下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンのグラボ(グラフィックボード)とは?役割などを簡単に解説>>
一般的なパソコンは8GBのメモリが主流ですが、ゲーミングPCの主流は16GBです。
メモリは作業台のような役割があり、容量が大きいほど作業スペースが広がり、同時に複数のことができるようになります。ゲーミングPCのメモリは8GBなら動かすことはできますが、快適に動作するとは言えません。
推奨スペックが16GBのゲームも増えており、ゲーム配信や動画編集などでもメモリを消費することから16GB以上のメモリがおすすめです。メモリは大きいほど余裕が生まれるため、予算に余裕がある場合は32GBを選ぶのもいいでしょう。
ゲーミングPCでは、ストレージに空き容量がない場合、ゲームを正常にインストールできない場合があります。
ゲーミングPCのストレージSSDがおすすめで、最低でも500GBの容量が必要です。しかし、500GBのストレージは、大型ゲームの場合2~3本程度しかインストールできません。予算が少ない場合や少しのゲームしかプレイしない場合には選択肢の1つとなるでしょう。
ストレージ容量が1TBあると500GBの2倍の容量となり、ゲーミングPCに最も人気の容量になります。1TBのストレージがあれば、複数のゲームをインストールでき、動画編集して動画の保存も可能になります。
ただし、SSDは容量が大きくなると価格も上がるため、予算を抑えたい場合はSSD500GB、HDD1TBのような構成もおすすめです。
ゲーミングPCに必要なメモリ容量については以下の記事でも詳しく解説しています。
ゲーミングPCに必要なメモリ容量は?増設方法やメリットも解説>>
ゲーミングPCには、ノート型とデスクトップ型があります。ゲーミングノートPCも、スペックには問題なく、省スペースで持ち運びできるなどのメリットもあります。
ただし、ゲーミングPCは、排熱処理において不利になります。ゲーミングPCは、熱を発するパーツも多く排熱処理が重要です。ゲーミングノートPCは、省スペースで設計されているため冷却ファンなどのパーツスペースも十分ではありません。
そのため、デスクトップと比べると排熱性能が劣ります。パソコンは高温になると、十分なパフォーマンスを発揮できません。そのため、ゲーミングノートPCは、わざとスペックを下げるなどしており、デスクトップ型よりもスペックが控え目です。
デスクトップ型は、拡張性が高いこともポイントです。後々もっとスペックの高いゲーミングPCが欲しくなった場合にも、パーツを拡張できるため寿命も長くなります。
ゲーミングPCの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
ゲーミングPCの選び方!ゲームタイトル別に初心者にもわかりやすく解説>>
パソコンでゲームをするには、本体だけではできません。
本体と一緒に次のものも必要となるため、合わせて予算に入れておきましょう。
ゲームをプレイするだけなら、とりあえずこの3つがあれば問題ありません。ただし、ゲーム配信をしたい場合は、さらにヘッドセットやマイク、キャプチャーボードも必要です。
ここでは、まずゲームをプレイするために必要なものをそれぞれの予算とともに紹介します。
ゲーミングモニターの予算は、24インチの一般的なモニターで1.5万円から5万円程度です。
ゲーミングモニターは通常のモニターと異なり、ゲームをプレイするための性能を持っています。応答速度やリフレッシュレートなど、画面の読み込み速度に優れ、カクつきや残像などが少なくなります。
ゲーミングモニターがあれば、ゲーミングPCの性能を十分に発揮できるためゲームを楽しみたいゲーマーにとって必須のアイテムとなっています。
ゲーミングモニターを選ぶ際には、以下の3つのポイントを確認しましょう。
解像度とは「dpi」の単位で表示され、ディスプレイの画素の数のことです。画像の緻密さを表しており、数字が大きいほど映像がより細やかに美しく表示させられます。
解像度はフルHD「1920×1080」以上のゲーミングモニターがおすすめです。ただし、パソコンやゲームのスペックも対応していなければ、ゲーミングモニターの性能を発揮できません。
リフレッシュレートは、PCゲームを楽しむ場合は144Hzがおすすめです。リフレッシュレートの単位はHzで表され、リフレッシュレートが高いほど滑らかな映像を表示できます。
一般的なモニターは60Hzが主流ですが、ゲーミングモニターの主流は144Hz。さらに高性能な240Hzに対応したモデルもあります。
液晶パネルの種類は、TNパネルがおすすめです。応答速度が速く、遅延が少ないためスピード勝負のゲームに向いています。ゲーム以外の作業もしたい場合は、バランスの良いIPSパネルもおすすめです。
ゲーミングモニターの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
【初心者必見!】ゲーミングモニターの選び方を解説!モニターの種類と注意点も紹介>>
ゲーミングマウスの予算は、0~1万5千円です。
ゲーミングマウスは、標準で付属していることも多いです。予算が少ない場合は、付属のマウスを使用しましょう。
ゲーミングマウスはゲームをプレイするうえで操作性を決める重要なパーツのため予算に余裕がある場合は購入を検討しましょう。ゲーミングマウスの使い心地は、使う人によって異なるため、できるだけ実際に触り選ぶのがいいでしょう。
ゲーミングマウスの選び方については以下の記事でも詳しく解説しています。
ゲーミングマウスの選び方とは?ゲーム別・ポイント別に解説 >>
ゲーミングキーボードの予算は、0~3万円程度。
ゲーミングキーボードは、ゲームを快適にプレイするために打鍵感や反応速度にこだわり設計されています。通常のキーボードは、4つのキーを同時に押すと認識せず、ゲームプレイに支障が出ますが、ゲーミングキーボードの場合は制限ありません。
ゲーミングキーボードも標準で付属していることが多かったのですが、最近ではキーボードを付属せず本体価格を抑える傾向があります。
ゲーミングキーボードは、以下3つのポイントから選びます。
打鍵感にこだわる場合は、メカニカル式がおすすめ。しかし価格も高いので、予算が少ない場合は安価なメンブレン式も検討しましょう。
使いやすさや機能に関しては、キーボードによって異なります。オプションでプレイしたいゲームに合わせて機能を追加できるゲーミングキーボードもあります。打鍵感や使いやすさ、機能を重視し、予算に合ったゲーミングキーボードを選びましょう。
ゲーミングキーボードの選び方については以下の記事でも詳しく解説しています。
【徹底解説】ゲーミングキーボードはどれを買えばいい?種類と選び方を解説!>>
ここからは、予算別のゲーミングPCの特徴とおすすめを紹介します。
予算によって、ゲーミングPCの特徴も異なります。予算と欲しいゲーミングPCを考えながら、参考にしてください。
予算10万円は、ゲーミングPCの中では安価な部類に入り、限定的な性能となります。はじめてゲーミングPCを購入する、とりあえずゲーミングPCを使ってみたいという方におすすめです。
ただし、予算10万円のゲーミングPCは、高いスペックを要求されるゲームはプレイできないことが多いです。また、在庫が少ない場合も多く、実際に購入する場合は10万円を少し超えることも多くなります。
予算10万円のゲーミングPCは、15万円以上のゲーミングPCと比較するとGPUの性能の違いが大きくなります。搭載されているGPUはエントリーモデルのGTX1650が多くなります。
予算10万円のゲーミングPCでも、ゲームを楽しむことができますが、できないゲームもあると覚えておきましょう。プレイしたいゲームが決まっている場合は、事前に必要なスペックを確認しましょう。
ここでは、予算10万円で購入できるおすすめゲーミングPCを3つ紹介します。
予算10万円前後で購入できるおすすめのゲーミングPCは、次の3つです。
順番に見ていきましょう。
ドスパラ Magnate MH
CPUはミドルスペックのCore i 5を備え、GPUにはエントリークラスのGeForce GTX 1650を搭載しています。メモリは16GBと十分な容量で、マインクラフト、フォートナイトなどの人気ゲームを十分に遊べる内容です。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i5-12400 |
GPU | GeForce GTX 1650 4GB |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 500GB NVMe SSD / 追加ストレージ 無し |
参考価格 | 129,980円(税込) |
ドスパラ Lightning AH5
次に紹介するのは、同じくドスパラのLightning AH5です。
Magnate MHとほとんど同じ内容で、CPUだけがAMDのRyzen5となっています。ほとんど性能も変わらないため、予算10万円以内に納めたい場合はLightning AH5がおすすめです。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | GeForce GTX 1650 4GB |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 500GB NVMe SSD / 追加ストレージ 無し |
参考価格 | 99,980円(税込) |
ドスパラ Magnate IH
CPUはCore i 3、メモリは8GBとゲーミングPCとしては最低ラインGPUのスペックで、GPUにはエントリークラスのGeForce GTX 1650を搭載しています。
ゲーム性能はあまり期待できませんが、コスパが高くとにかく安いゲーミングPCを探している方にはおすすめです。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i3-12100 |
GPU | GeForce GTX 1650 4GB |
メモリ | 8GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 500GB NVMe SSD / 追加ストレージ 無し |
参考価格 | 99,980円(税込) |
予算15万円のゲーミングPCは、ゲーミングPCの中では安い価格帯に入りますが、予算15万円まで貯めることができれば、選べるモデルも豊富になります。予算15万円あれば、ミドルスペックのGPUを搭載したモデルを選択でき、ほとんどのゲームに対応できるようになります。
GPUは、エントリーモデルのGTX 1650が搭載されているものは減り、RTX 3050、GTX 1660 SUPERなどが搭載されていることが多くなります。
CPUはAMDのモデルが安価で人気も高くなっています。ただし、CPU性能やストレージ容量を抑えめにしているモデルも多いため、重視するポイントを決めておくことも大切です。
予算15万円となると、予算10万円の場合よりも、豊富な種類の中からゲーミングPCを選べます。
おすすめは以下の3つです。
それぞれ紹介します。
ドスパラ GALLERIA RM5R-G60S
CPUとGPUはエントリーモデルの中でも性能が高く、性能の割には価格も抑えられています。メモリは16GBと十分な容量。ストレージは500GBですが、遊びたいゲームが決まっている場合は問題ないでしょう。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 500GB NVMe SSD / 追加ストレージ 無し |
参考価格 | 129,980円(税込) |
ツクモ G-GEAR GA5A-C221TN/CP1
GPUは、NVIDIA GeForce RTX 3050を搭載している必要十分なミドルスペック。メモリは16GBでストレージは1TBと大容量。最新のCPUとGPUを備え、カスタムが不要なほど最高の組み合わせです。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3050 8GB |
メモリ | 16GB DDR4 3200 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
参考価格 | 129,980円(税込) |
パソコン工房 LEVEL-M0P5-R45-RJX
CPUにRyzen 5、GPUにGeForce GTX 1660 SUPERを採用したバランスの良いエントリーモデルです。ストレージ容量は500GBですが、遊びたいゲームが決まっている場合は十分な容量です。エントリーモデルとしてはスペックの高い、バランスの取れたモデルです。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Ryzen 5 4500 |
GPU | GeForce GTX 1660 SUPER 6GB |
メモリ | 16GB DDR4 3200 |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
参考価格 | 129,800円(税込) |
予算15~20万円は、ゲーミングPCの中でも最も人気の価格帯です。予算20万円のゲーミングPCはミドルスペックが多く、初心者~中級者が満足できるスペックです。
予算15万円以下の場合は、ストレージ容量が少ない、CPUのスペックが低いなど、スペック不足となることも多い中、予算が20万円あれば多くの人が満足できるゲーミングPCを購入できます。
予算20万円のゲーミングPCは、メモリ容量は16GBで大容量のSSDを搭載しており、GPUはRTX 3060搭載モデルやRTX 3060 Ti搭載モデルが中心となっています。
予算15~20万円の価格帯のゲーミングPCを選べば性能不足になる心配も少なく、長く使用できるでしょう。
予算20万円で購入できるおすすめのゲーミングPCは、次の3つです。
順番に見ていきましょう。
ドスパラ GALLERIA RM5C-R36T Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版
CPUはIntel第12世代のCore i5 12400、GPUはRTX3060の上位モデルであるRTX3060Tiを搭載し、重いゲームもサクサク遊べます。
高いスペックにもかかわらず、価格帯はミドルクラスとコスパのいいゲーミングPCです。ただし、ストレージ容量は500GBのため、たくさんのゲームをプレイしたい場合は物足りないと感じる可能性があります。
ストレージ容量に余裕が欲しい場合は、カスタムするのもおすすめです。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i5-12400 |
GPU | GeForce RTX 3060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 500GB NVMe SSD/ 追加ストレージ 無し |
参考価格 | 199,980円(税込) |
パソコン工房 LEVEL-M06M-124-SAX-U
GALLERIA RM5C-R36T同様、CPUはCore i5 12400、GPUはRTX3060の上位モデルであるRTX3060Tiを搭載し、重いゲームもサクサク遊べます。
ストレージ容量は1TBと大容量のため、複数のゲームをプレイしたい場合でも、問題ないでしょう。大容量のストレージが欲しい場合はLEVEL-M06M-124-SAX-Uがおすすめです。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i5-12400 |
GPU | GeForce RTX 3060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB DDR4 3200 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
参考価格 | 189,800円(税込) |
フロンティア FRGAB550/WS901/NTK
CPUはRyzen7を搭載し、GPUは同価格帯では最もスペックの高いGeForce RTX 3070を搭載しています。ミドルクラスのゲーミングPCですが、価格に対する構成がよくコスパの高いモデルとなっています。
快適にゲームを楽しめるだけでなく、ゲーム配信などにも安定して使用できます。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 3070 |
メモリ | 32GB DDR4 3200 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
参考価格 | 199,800円(税込) |
予算25万円になるとハイスペックなゲーミングPCが揃い、はじめてゲーミングPCを購入したい人だけでなく、もっと性能の良いゲーミングPCに買い替えたい人におすすめの価格帯となります。
基本的に予算25万円あれば、最高設定でゲームプレイが可能で、さまざまなゲームを妥協することなく楽しめます。予算に余裕がある場合は、選んでおいて後悔のないモデルです。
GPUはハイクラスのRTX 3070を選択することができ、フルHD、高リフレッシュレート、4K解像度のゲームもプレイできるようになります。
CPUはCore i 7、Ryzen7を搭載していることが多く、一般ユーザー向けにはハイエンドといえるモデルを購入できます。
予算25万円で購入できるおすすめのゲーミングPCを3つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ドスパラ GALLERIA XA7R-R37 Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版
CPU、GPUともに高性能を備えています。GeForce RTX 3070は、スペックも高くほとんどのゲームで、快適にサクサクと動きます。
高リフレッシュレートも可能で、フルHDの動画編集やYouTube配信も可能なスペックです。長く使い続けることができるゲーミングPCといえます。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 3070 8GB GDDR6 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB NVMe SSD / 追加ストレージ 無し |
参考価格 | 234,980円(税込) |
パソコン工房 LEVEL-R7X6-LCR57X-TAX
GALLERIA XA7R-R37と同様、CPU、GPUともに高性能。重いゲームもサクサクと動き、動画配信や動画編集も問題ありません。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 3070 8GB GDDR6 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
参考価格 | 230,800円(税込) |
フロンティア FRGBB550/A
CPUはRyzen7を搭載し、GPUはハイスペックのGeForce RTX 3070を搭載しています。
CPUとGPUの性能バランスも良く、おすすめの構成です。ストレージ容量も1TBと大容量のため、多くのゲームをプレイしたい人にも向いています。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | GeForce RTX 3070 8GB GDDR6 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
参考価格 | 234,800円(税込) |
予算30万円となると、ヘビーなゲームプレイヤーやクリエイター向けのハイスペックなゲーミングPCを購入できます。
ゲーミングPCの中でもハイエンドの部類に入り、CPUはCore i 7やCore i 9の最新世代のモデルが搭載されることが多いです。GPUも最新のRTX 3080が搭載されていることが多く、多くのゲームを高リフレッシュレートで快適にプレイできます。
主要パーツ以外のパーツも高性能のため、クリエイティブな作業をする方にもおすすめです。
予算30万円で購入できるおすすめのゲーミングPCは、次の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ドスパラ GALLERIA XA7C-R38 Minecraft: Java&Bedrock Edition for PC同梱版
CPUにCore i7-12700を搭載。Core i 7-12700は、Ryzen7よりもゲーミング性能が高く、クリエイティブな作業も可能です。GPUにはRTX 3080を搭載し、高負荷のゲームでも快適に遊べます。4K解像度でゲームをプレイできるため、美しい画像で存分にゲームを楽しめます。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i7-12700 |
GPU | GeForce RTX 3080 10GB GDDR6X |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
参考価格 | 299,979円(税込) |
マウスコンピューター G-Tune HN-Z
CPUにCore i7-12700、GPUにGeForce RTX 3070 8GB GDDR6を搭載したハイスペックモデルで、総合的な性能はハイエンドモデルに近い性能を持っています。
4K画像は難しい場合もありますが、フルHDでは高リフレッシュレートを実現できる性能があります。512GBのSSDに加えて1TBのHDDも搭載しており、存分にゲームをインストールできます。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i7-12700 |
GPU | GeForce RTX 3070 8GB GDDR6 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 512GB M.2 NVMe SSD/1TB HDD |
参考価格 | 279,800円(税込) |
パソコン工房 LEVEL-R769-129-SAX
CPUはハイスペックのCore i 9を搭載しています。GPUはGeForce RTX 3060 Ti と3070には劣りますが、GPUの中ではミドルクラスの性能。4K画像でフォートナイトやApex Legendsをプレイできます。
メモリは32GBと余裕のある容量で、ゲームのライブ配信も余裕でこなせます。ストレージ容量は1TBと大容量。他のパーツをアップグレードしながら長く使用できるゲーミングPCです。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i9-12900 |
GPU | GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6 |
メモリ | 32GB DDR4 3200 DIMM |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
参考価格 | 299,979円(税込) |
どうしても欲しいゲーミングPCを購入する予算が足りない場合は、中古のゲーミングPCを検討する方法もあります。
中古ゲーミングPCを購入する注意点は、個人売買サイトなどを利用して購入しないことです。個人売買の場合、ゲーミングPCの状態を正しく把握できないため、購入してから後悔する可能性が高くなります。
中古ゲーミングPCの購入は信頼できるショップでの購入がおすすめ。できれば、実際にゲーミングPCを見たり、触ったりできる場所で購入しましょう。
中古ゲーミングPCは、次のショップでも販売しています。
また、メーカーによっては中古ではなくアウトレット商品として、安くゲーミングPCを販売していることもあります。予算が足りない時は、メーカーの販売サイトでアウトレット品も確認してみましょう。
パソコンを安く買う方法については、下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンを安く買う方法は?店舗よりもネット通販がおすすめ>>
また分割払いでゲーミングPCを購入することで財布への負担を減らすことができます。
ゲーミングPCを購入するのであれば「ショッピングローン」と「クレジットカードの分割払い」という方法がおすすめです。
ゲーミングPCを分割で購入する方法やメリットについては以下の記事でも詳しく解説しています。
ゲーミングPCを分割払いで購入するには?メリットやローンの注意点を解説>>
ゲーミングPCの予算の平均は15~20万円です。
ゲーミングPCは予算10万円程度でも購入できますが、予算10万円の場合はストレージ容量が少ない、CPUのスペックが低いなど、何かあきらめないといけない箇所が出てきます。
予算10万円のゲーミングPCは、多くのゲームをしようと思ってもスペック不足になり、ゲーミングPCを買い替えることになる場合も多いです。予算20万円前後のゲーミングPCはミドルスペックが多く、初心者から中級者が快適に使用できます。性能不足になることも少なく長く使用できるでしょう。
ゲーミングPCを購入する場合は、少なくとも予算15~20万円程度貯めてから購入するのがおすすめです。
ゲーミングPCは、一般的なパソコンとは異なりGPUを搭載しており、グラフィック性能に優れています。一般的なパソコンを持っている場合でも、パソコンゲームを十分に楽しむためには、ゲーミングPCへの買い替えがおすすめです。
手持ちのパソコンをゲーミングPCに買い替える場合は、古いパソコンの処分が必要です。
パソコンを処分する方法はいろいろありますが、無料で簡単に処分するならパソコン処分.comがおすすめです。
パソコン処分.comの利用方法は、不要になったパソコンを段ボール箱に詰め、着払いで配送するだけ。データ消去も無料で行ってくれるため、手間なく安全に処分できることもメリットです。
事前の連絡は一切不要のため、パソコンを処分したいときにすぐに処分できます。パソコンを簡単に処分するならパソコン処分.comの利用を検討しましょう。