ゲーミングPCを購入した方のなかには、「どこに設置すればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。 ゲーミングPCはサイズが大きいため、スペースや置き方に迷ってしまいますよね。 この記事では、ゲーミングPC
ゲーミングPCを購入した方のなかには、「どこに設置すればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
ゲーミングPCはサイズが大きいため、スペースや置き方に迷ってしまいますよね。
この記事では、ゲーミングPCのおすすめの置き場所や設置する際の注意点について解説します。
ゲーミングPCを活用したい方はぜひ参考にしてくださいね。
この記事でわかること
目次
ゲーミングPCが大きい理由は、通常のパソコンと比べて性能が高いからです。
パソコンは複数の内部パーツを組み合わせて製造されていますが、性能を上げるためにはどうしてもそれぞれのパーツが大きくなってしまいます。
そのため、各パーツを収納するPCケースも自然と大きくなる傾向にあります。
実際に、ゲーミングPCとして販売されている商品のサイズは、幅20cm・奥行40〜60cm・高さ40〜60cm程度のミニタワーまたはミドルタワーがほとんどです。
ゲーミングPCを設置する場合、一般的に置き場所として選ばれやすいのが「机の上」と「机の下」です。
また、机の横や下にラックを設置し、そこにゲーミングPCを置く方法があります。
それぞれメリット・デメリットが異なりますので、使用環境に合わせて適切な場所を選ぶことが大切です。
置き場所ごとの具体的なメリットとデメリットについては、以下の項目で解説しています。
ここでは、ゲーミングPCを机の上に置くメリットとデメリットを解説します。
排熱効率のよさを重視するなら、机の上を選ぶとよいでしょう。
机の上にゲーミングPCを置くメリットは、ファンにほこりが溜まりにくい点です。
ゲーミングPCがほこりを吸着してしまうと排熱効率が悪くなり、パソコンが熱を持つリスクがあります。
床より机の上の方がほこりが少ないうえに簡単な掃除をしやすいため、排熱効率を落とさずゲーミングPCを操作することが可能です。
また、最近のゲーミングPCは外観がおしゃれなデザインのものも多く、机の上の見栄えを意識したい方にも適しています。
机の上にゲーミングPCを置くデメリットは、スペースを占領してしまう点です。
ゲーミングPCはサイズが大きく、机の上で作業する際に邪魔になることも少なくありません。
また、ゲーミングPCを机の上に設置すると、地震の際に落下するリスクが考えられます。
本体が破損してしまうだけでなく、事故やケガの原因につながる可能性もあるため危険です。
ここでは、ゲーミングPCを机の下に置くメリットとデメリットを解説します。
机の作業スペースを確保したい方は、机の下に置くことをおすすめします。
机の下にゲーミングPCを置くメリットは、机の上を広々と活用できる点にあります。
特に、大きいマウスパッドを設置したい方や、スペースを気にせずマウスを操作したい方におすすめの置き場所です。
机の上の空間が確保できるため、複数のディスプレイを設置したい人にも適しています。
机の下にゲーミングPCを置くデメリットは、ほこりやゴミなどが内部に入り込みやすい点です。
床は机の上よりも圧倒的にほこりが発生しやすいため、定期的に掃除しないとあっという間に溜まってしまいます。
ゲーミングPCの下部に冷却ファンが付いている場合は特に注意が必要です。
また、ゲーミングPCを机の真下に設置すると、足で蹴ったり椅子をぶつけてしまったりするリスクがあります。
ここでは、ラックにゲーミングPCを設置するメリット・デメリットを解説します。
机の上に置く場合と下に置く場合のいいとこ取りがしやすいため、置き場所にこだわりたい人はぜひ取り入れてみてください。
ゲーミングPCをラックに置くメリットは、机の上を広く使えるうえに足や椅子などでぶつけてしまう心配がない点です。
また、床の上に直接置かないため、冷却ファンにほこりが溜まるリスクも軽減できます。
キャスターがついているものを選べば自由に動かせるため、部屋の掃除や模様替えの際にも便利です。
ゲーミングPCをラックに置くデメリットは、ラックの素材によっては排熱効率が落ちるリスクがある点です。
木製やガラス製の囲いがあるものだと、使用しているうちに本体に熱がこもってしまう可能性があります。
ゲーミングPCの寿命を縮める原因にもつながってしまうため、ラックを用意する際はゲーミングPC専用の商品を選ぶことがおすすめです。
ここでは、できるだけゲーミングPCを置かないほうがよい場所をご紹介します。
やむを得ず設置する場合は、以下の内容で解説するポイントに注意するようにしてください。
結露が起きやすい窓際は、ゲーミングPCの設置場所としてあまりおすすめできません。
結露で生じた水分がゲーミングPCの内部に侵入すると、パーツに悪影響を及ぼしたり、溜まったほこりが固まって掃除しづらくなったりといったリスクがあります。
さらに、窓際は直射日光が当たりやすいため、ゲーミングPCが高温になりやすい点にも要注意です。
また、紫外線によって本体が色あせや変色する可能性も考えられます。
もし窓際に設置する場合は遮光性の高いカーテンを用意し、結露が起きていないかこまめにチェックするようにしてください。
モニターの裏にゲーミングPCを設置する場合、他の場所より排熱効率が下がりやすくなる点に注意が必要です。
他の場所より風の通りが悪くなるだけでなく、モニターから発生する熱の影響も受けやすいといったデメリットがあります。
もしモニターの裏に置く場合は、必ず壁から離して設置し、USBタイプの扇風機などを活用して熱がこもらないように心がけましょう。
ここでは、ゲーミングPCを設置する際の注意点や意識したいポイントを6つご紹介します。
ゲーミングPCを安定して稼働させるためにも、以下の項目をぜひ参考にしてください。
ゲーミングPCを設置するうえで最も重視すべきポイントは、熱がこもらないようにすることです。
本体の温度が上がると、動作に影響が出たり内部パーツが故障したりするリスクが高くなってしまいます。
できるだけ風の通りがよい場所やほこりを取り除きやすい場所を選び、排熱効率が下がらないように気をつけましょう。
ゲーミングPCを設置する際は、必ず安定した場所を選ぶようにしてください。
パソコンは衝撃に弱く、過度な振動を受けたり落下したりすると故障してしまう可能性があります。
十分なスペースが取れない場所や、足場がグラグラしているような場所には絶対に置かないようにしてください。
犬や猫などのペットを飼っている場合、ゲーミングPCを机の下に置くのは避けた方がよいでしょう。
ほこりに加えてペットの抜け毛もゲーミングPCに侵入しやすくなるため、不具合を起こすリスクがより高くなってしまいます。
さらに、ペットが届く位置にゲーミングPCを設置していると、ケーブルを噛まれてしまう可能性があります。
ペットの感電やケーブルの漏電・発火といった危険が考えられるため、配線には十分注意してください。
ゲーミングPCは風通しのよい場所に設置することが大切ですが、部屋の温度にも気を配る必要があります。
せっかく排熱効率がよくても、室温があまりにも高すぎるとゲーミングPCも熱を持ちやすくなってしまいます。
特に、夏場は30度を超えないように気をつけましょう。
ゲーミングPCを机の下に設置する場合は、すのこやCPUスタンドを活用するのもおすすめです。
床との間に距離ができるため、ほこりやゴミの侵入を軽減できます。
キャスター付きのスタンドを選べば、ゲーミングPCを移動させたい時にも便利です。
できるだけ費用を抑えたい場合は、すのこの上に設置するのもよいでしょう。
ただしゲーミングPCは重量があるため、壊れてしまわないよう造りがしっかりしているものを選ぶようにしてください。
ゲーミングPCのファンにフィルターがついていない場合は、防塵用のフィルターを別途購入するのも効果的です。
防塵フィルターを設置することでほこりの侵入を防ぎ、排熱効率の改善に役立ちます。
特に、ほこりの影響を受けやすい机の下に設置する場合におすすめです。
通常のパソコンからゲーミングPCに乗り換える場合、これまで使っていた端末は不要になることがあります。
使わないパソコンを処分する際は、適切な方法を選択することが大切です。
自治体の回収ボックスを利用する・下取りに出すなどさまざまな方法がありますが、できるだけ手間を省きたい場合はパソコン処分.comの無料回収を利用するとよいでしょう。
段ボールに入れて郵送するだけで手続きが完了するため、わざわざパソコンを持ち運ぶ必要がありません。
データ消去も無料で対応していますので、個人情報保護の観点でも安心です。
ゲーミングPCは性能が高い分、どうしても本体が大きくなる傾向にあります。
邪魔にならないように置くのはもちろん大切ですが、場所によってはゲーミングPCに熱がこもってしまい、動作の不具合や本体の故障を引き起こすケースも少なくありません。
できるだけ風通しのよい置き場所を選び、ほこりが侵入しないようにしっかり対策を行いましょう。
もしも新しいゲーミングPCを購入した場合、不要になったパソコンはパソコン処分.comなどを利用して適切に処分するようにしてください。
今回の記事もぜひ参考にしてくださいね。