パソコン処分ドットコム

HDDの主要メーカー3社のおすすめは?歴史や故障率、保証などを解説

HDDを購入する際にどのメーカーを選べばいいのか迷う方もいるのでは?HDDのメーカーは3つです。この記事では、各メーカーの特徴や歴史、故障率、保証などを解説します。HDDメーカー選びの参考にしてください。

パソコンのストレージとして使用するHDDを製造するメーカーは、主に3つです。

HDDを選ぶ際、3つのメーカーのうち、なるべく壊れにくいメーカーを選びたい、おすすめを知りたいと悩む方もいるのではないでしょうか。

この記事では、HDDの主要メーカー3社の特徴や歴史、故障率、保証について解説します。外付けHDDのおすすめメーカーや用途別HDDの特徴も解説しますので、参考にしてください。

【この記事でわかること】

  • HDDの主要メーカーは、ウェスタンデジタル、シーゲイト・テクノロジー、東芝デバイス&ストレージの3社
  • HDDメーカー3社の歴史や特徴
  • HDDメーカーの故障率には大差がない
  • 外付けHDDのおすすめメーカー
  • 用途別HDDの特徴

HDDの主要メーカー3社

HDDメーカーの主要メーカーは、以下3つです。

  • ウェスタン・デジタル(WesternDigital、WD)
  • シーゲイト・テクノロジー(SeagateTechnology)
  • 東芝デバイス&ストレージ

かつて、HDD製造メーカーは多数ありましたが、統廃合を繰り返し、現在はこの主要3社に落ち着いています。世界中のパソコンやサーバー、外付けHDDやBDレコーダー等を製造するメーカーは、これらの3社からHDDを購入して製品を製造しています。

ここでは、HDD製造メーカーの主要3社の特徴を紹介します。

ウェスタン・デジタル(WesternDigital、WD)

ウェスタン・デジタルはアメリカのHDD専業メーカーで、シーゲイト・テクノロジー、東芝ストレージ&デバイスと並び、HDD主要メーカーの1つです。

かつては別の周辺機器も製造していましたが、1990年ごろからHDD専業メーカーとなり、2012年に日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)を買収してからは、世界最大のHDDメーカーとなりました。その後2015年にはSanDiskを買収し、高い技術力を手に入れ、一気に市場に参入しました。HDDは「WD」から始まる型番で販売されています。

HDDは似たような外観の製品が多く判別しにくいのですが、ウェスタン・デジタル社では製品を用途別にBlue、Red、Black、Purple、Goldと5種類に色分けしており用途が判別しやすいようになっています。個人で利用する場合は、Blue、Blackがおすすめです。

製品シリーズ用途
WD Blue・性能とコストのバランスがいい
・価格が安くコスパ重視タイプ
・2年保証付き
WD Black・一般ユーザー向け
・ハイパフォーマンスモデル
・動画編集、PCゲーム用
・5年保証付き
WD Red・エンタープライズ向け
・通常使用とPlus・Pro
・NAS/小型サーバー用
・耐久性重視
・3年保証付き
WD Purple・防犯カメラ・監視カメラ用
・3年保証付き
WD Gold・エンタープライズ向け
・ハイスペック
・5年保証付き

シーゲイト・テクノロジー(SeagateTechnology)

シーゲイト・テクノロジーもアメリカの主要HDDメーカーの1つで、他にもSSDや外付けHDD、外付けSSDなどの製造販売もおこなっています。

ウエスタン・デジタルがトップになる前の1990年代~2000年ごろまでは、トップシェアを誇っており、HDDメーカーでは古参です。HDDを構成するパーツのほとんどを自社生産しており、高い利益率を誇っています。

プラッタやヘッドの振動を抑え、シーク音をチューニングする技術があり、静音性の高さでも有名で、4TB以上の内蔵型HDDでシェア率が高くなっています。HDDは、「ST」で始まる型番で販売されています。ただし、ウェスタン・デジタルや東芝と比較すると故障しやすいとも言われることもあります。

シーゲイト・テクノロジーのHDDは、ガーディアンシリーズと呼ばれる魚や動物をモチーフにしたキャラクターの名前が付けられています。ウエスタンデジタル同様に用途によって分かれており、ユーザーが判別しやすくなっています。

製品シリーズ用途
BarraCuda・BarraCuda Pro・スタンダードタイプ
・デスクトップPC、ノートパソコンPC用
・万能で高速
FireCuda・ハイパフォーマンス
・ゲームなどの高容量アプリケーション用
・大容量の256MBキャッシュ
・耐久性に優れている
IronWolf・IronWolf Pro・NAS専用
・常時稼働に適した耐久性
・対応性・拡張性に優れる
SkyHawk・監視システム構築用
・安全性が高い
・24時間365日常時クリアなビデオ映像を実現
EXOS・エンタープライズ向け
・高い信頼性
・常時稼働をサポート
・高いセキュリティ

東芝デバイス&ストレージ

電機メーカー東芝の連結子会社である東芝デバイス&ストレージは、国内唯一のHDDメーカーです。製品の型番がMD、MN、MGのようにMで始まるものが多いのですが、一部例外としてウエスタンデジタルから引き継いだDTシリーズがあります。

富士通のHDD事業を取得しており、2.5インチのHDDの製造が得意です。車載用やビデオカメラ用の1.8インチHDDでは世界トップクラスのシェア率です。精度が高く、高速で、容量が大きいうえに価格も安く、コスパに優れた製品が多いです。

製品シリーズ用途
MD・DT・MQシリーズ・スタンダードタイプ
・ハイパフォーマンスタイプ
・幅広いニーズに対応した豊富な容量
・高い信頼性と性能
MNシリーズ・NAS用
・最大18TBの大容量
・24時間連続稼働可能
MC・MGシリーズ・エンタープライズ向け
・24時間365日稼働に対応
・高い信頼性
・データ処理速度が速い
MD-V・DT-Vシリーズ・監視カメラ用
・最大5TBの記憶容量

HDD各メーカーの歴史や故障率、保証期間

HDDメーカーは数多く存在していましたが統廃合を繰り返し、現在は主要メーカー3社に落ち着いています。HDDメーカーの統廃合の歴史を確認し、それぞれの故障率や保証期間を比較してみましょう。

HDDメーカー3社の歴史を紹介

HDDメーカーは1986年ごろには76社存在していましたが、1993年には36社まで減少しました。かつて、HGST(IBM)、Maxtor、Quantumなどアメリカ企業がHDDメーカーの中心でしたが、1980年~1990年代初期には、日本企業の、日立、富士通、NEC、松下寿電子、富士電機、アルプス電気、エプソン、日本ビクター(JVC)、ワイ・イー・データなども製造販売していました。

このように多くの日本メーカーもHDDメーカーとして事業を展開していましたが、日本メーカーはアメリカ企業との価格競争に勝てず日立、富士通を除いて短期間で事業参入を断念しました。その後の主なHDDメーカーの統廃合の歴史は、以下のようになっています。

2000年、米Maxtorは、米QuantumHDD部門Quantum HDDとの合併に最終的に合意

2002年、株式会社日立製作所と米IBMは、両社のHDD事業を統合、新会社設立

2005年、米Seagate Technologyが、米Maxtorを買収

2005年、株式会社東芝が、パナソニック四国エレクトロニクス(旧:松下寿電子工業)の北米におけるHDD開発センターを買収

2007年、米Western Digitalが、米Komagを買収

2009年、富士通株式会社が、HDD事業を株式会社東芝に譲渡

2011年、株式会社日立製作所が、HDD事業を米Western Digitalに譲渡

2011年、米Seagate Technologyが、韓国Samsung ElectronicsのHDD部門を統合

このようにHDDメーカーは統廃合を繰り返し、2015年頃には主要3社のみとなりました。さらにHDDは、SSDの普及により需要が減少傾向です。そのため、今後はSSDメーカーを含めて業界の再編が見込まれると予想されています。

HDDメーカー3社の2022年故障率を比較

次にHDD各メーカーの故障率を見てみましょう。

世界中のHDDやSSDの故障率を集計しているBackblazeは、2022年4~6月のHDD/SSDの故障率レポートで、各メーカーのHDD故障率を公開しています。

2022年第1四半期においてシーゲイト・テクノロジーの6TBモデル「ST6000DX000」が、平均使用年数7年(約83.7カ月)で故障率0%、同様に東芝の4TBモデル「MD04ABA400V」も平均年数が7年(約82.3カ月)で故障率0%を達成しています。

ウェスタン・デジタルの2つの16TBモデル「WUH721816ALEL0」と「WUH721816ALEL4」も2022年第1四半期に故障率0%を達成していますが、それぞれの平均使用年数がまだまだ短く耐久性に関しては判断できません。

HGSTの8TBモデル「HUH728080ALE604」が故障率24.31%と高い数字となっていますが、使用年数が2ヶ月と短いため故障率の変動を今後も注視する必要があります。

Backblazeが今回のデータ公開において認めた、最高のパフォーマンスを発揮するHDDメーカー別のモデルは以下のとおりです。

  • HGST 12TB「HUH721212ALE600」 (年平均故障率 0.33%)
  • Seagate 12TB「ST12000NM001G」 (年平均故障率 0.63%)
  • WDC 14TB「WUH721414ALE6L4」 (年平均故障率 0.33%)
  • 東芝 16TB「MG08ACA16TEY」 (年平均故障率 0.70%)

以上のようにBackblazeは四半期、年ごとにHDDの故障率データを公表しています。

各メーカーの信頼性については、ウエスタンデジタルが壊れにくく、シーゲイトは壊れやすいので避けた方がよいという評判も多いです。しかし、反対にシーゲイトのHDDは壊れにくく安心との評判もあります。

実際には、Backblazeのデータによると、いずれのHDDメーカーも故障率は低いものになっています。このことからHDD3大メーカーの故障率は大きな違いはないと言えます。

ただしHDDの平均寿命は4年程度と言われており、経年劣化によっていつかは壊れます。耐久性については参考程度にとどめ、常にバックアップを取ることを忘れないようにしましょう。また、HDDを購入する際には、次に紹介する保証内容をチェックすることをおすすめします。

HDDメーカーの保証期間

HDDメーカーには、故障したHDDの返品・交換サービスを受けられるRMA制度という保証期間があります。内蔵HDDには購入店や代理店の保証が6ヶ月~1年程度ついており、メーカー保証は2~5年ついています。保証期間内の場合は、RMAを申請すれば無料でHDDを返品・交換できるため安心です。

ただしメーカー保証がついているのは、基本的に正規販売店で購入した製品のみです。メーカー保証の有無については、メーカーや製品によって異なるので購入時に販売店で確認しましょう。

HDDのメーカー保証は、メーカーだけでなくモデルによっても異なります。保証期間はHDD購入時にパッケージに記載されていたり、販売店の説明に記載されていることもあります。

すでに購入済みのHDDは、下記サポートページで型番を入力すると保証期間を確認できます。東芝デバイス&ストレージのHDDは、購入店で保証期間を尋ねましょう。

HDDメーカーサポートページ
WesternDigital保証サービス
Seagate保証と交換
東芝デバイス&ストレージ基本的に購入した店舗で問い合わせ
サポート

HDDのメーカー保証期間は、耐久性の目安になります。長ければ長いほど、メーカーが耐久性を高めている製品となり、信頼性も高くなります。耐久性の高いHDDを選びたい場合は、メーカー保証期間を目安にするのもおすすめです。

用途別HDDの特徴と各メーカーの型番

HDDは用途やグレードによって、以下のように商品が分かれています。

  • スタンダードタイプ
  • ハイパフォーマンスタイプ
  • NAS用
  • エンタープライズ向け
  • 防犯カメラ用

それぞれの特徴とそれに対応する各メーカーの型番を紹介します。

一般的なパソコンの使用される「スタンダードタイプ」

スタンダードタイプのHDDは、一般的なパソコンに向けたHDDです。通常のパソコン用として使用され、コストも抑えられており最も多く流通しているHDDです。

スタンダードタイプの中でも、ディスクの回転数が異なるなどの性能差があります。性能が抑えられたタイプは、価格も安く、省電力、低発熱で静音性に優れるなどのメリットもあります。反対に回転数を上げ、キャッシュを増やした読み込みや書き込み速度を大きく向上させた製品もあります。

メーカーシリーズ
ウェスタン・デジタルWD Blue
シーゲイト・テクノロジーBarraCuda
東芝デバイス&ストレージMD、DT、MQ

高性能なパソコン向けの「ハイパフォーマンスタイプ」

スタンダードタイプでは物足りないゲーミングPCやクリエイター向けのPCには、高性能なハイパフォーマンスタイプが適しています。ハイパフォーマンスタイプは、一般向けのスタンダードタイプHDDの中から特に優れたパフォーマンスを発揮するHDDを指しています。

キャッシュメモリが大容量で、読み書き速度が高速など、通常HDDよりも高いスペックを誇ります。振動軽減用の補助機能やヘッドの位置精度が向上するなど安定性も抜群です。保証期間がスタンダードタイプよりも長いことも多く、耐久性や信頼性も高くなっています。

メーカーシリーズ
ウェスタン・デジタルWD BLACK
シーゲイト・テクノロジーFireCuda
東芝デバイス&ストレージMD、DT、MQ

常時稼働を想定して設計された「NAS用」

NASとは、ネットワークに接続できるストレージのことです。複数のユーザーやデバイスとユーザーを共有できるため、家族間で写真や動画を共有する、外出先からデータへアクセスするなどもできます。

NAS用HDDは、24時間365日稼働するNASの使用を前提としたHDDです。一般的なHDDに比べ、常時稼働で同時に多数のアクセスがあっても、安定した動作ができる耐久性が高いモデルです。使用する期間が長いため、熱対策や、振動対策がされ、故障率を下げる工夫がされています。保証期間は、スタンダードタイプよりも少し長いことが多いです。

メーカーシリーズ
ウェスタン・デジタルWD Red
シーゲイト・テクノロジーIronWolf
東芝デバイス&ストレージMN

業務用で耐久性が高い「エンタープライズ向け」

エンタープライズ向けのHDDは、データセンターなどの業務用HDDです。コストは高くなりますが、24時間365日の稼働を想定しており、耐久性が特に高いことが特徴です。

エンタープライズ向けは、複数のクライアントからの同時アクセスがあっても安定したパフォーマンスを発揮できる性能があります。保証期間も他のHDDと比べ長いことが多く、サポート体制も整っています。

メーカーシリーズ
ウェスタン・デジタルWD Gold
シーゲイト・テクノロジーEXOS
東芝デバイス&ストレージMC,MG

監視カメラや防犯カメラに使用する「監視カメラ用」

監視カメラや防犯カメラに使用するために、最適化されたHDDです。24時間365日稼働を想定しているため、NAS用HDDと同等のパフォーマンスがあります。

ただし監視カメラでは、複数の映像を同時に録画・再生を行い、HDD内で連続した書き込みになり、スムーズに再生されるように補正がされる監視カメラ用の専用ファームウェアを搭載しています。また、使用環境から熱や振動に対する耐久性も高くなっています。

メーカーシリーズ
ウェスタン・デジタルWD Purple
シーゲイト・テクノロジーSkyHawk
東芝デバイス&ストレージMD-V・DT-V

外付けHDDのおすすめメーカー5社

HDDには、パソコンに内蔵して使用する内蔵HDDと、外付けして使用する外付けHDDがあります。外付けHDDは、パソコンにUSB等で接続するだけでストレージ容量を増やせるため、パソコンに関する深い知識がない場合でも手軽に利用できる点がメリットです。

外付けHDDは、ケースの中にHDDが入っており、中身のHDDは内蔵HDDと同じです。つまり外付けHDDメーカーは、HDDの3大メーカーのいずれかのHDDを仕入れて独自のケースを取り付け外付けHDDとして販売しています。

外付けHDDのおすすめメーカーは、以下の5社です。

  • バッファロー(BUFFALO)
  • I-O DATA(アイ・オー・データ)
  • 東芝(TOSHIBA)
  • ADATA(エーデータ)
  • エレコム(ELECOM)

それぞれ順番に解説します。

バッファロー(BUFFALO)

バッファローはパソコン周辺機器の販売メーカーで、販売するHDDは国内で幅広く採用されています。

HDD全般のシェア率ではトップクラスを維持しており、豊富なラインナップで製品の価格と性能のバランスが良いことも特徴です。

シンプルで扱い安く、価格が抑えられたモデルが多いので、コスパ重視で外付けHDDが欲しい方にもおすすめです。

I-O DATA(アイ・オー・データ)

I-O DATAは、外付けHDDだけでなく、液晶ディスプレイなども取り扱う、パソコン周辺機器メーカーです。外付けHDDは使いやすい設計で、初期設定も簡単です。

耐久性が高いことも人気の理由で、最長3年保証付きの製品もあります。購入後のアフターサービスも万全で、復旧サポートが充実しているなど初心者でも安心して購入できるメーカーです。

東芝(TOSHIBA)

東芝は国内でもトップシェアを誇る電気機器メーカーです。扱う外付けHDDは500GB~6TBと容量も幅広く、選択肢が豊富なことも人気です。

本体ものタイプも、据置タイプからポータブルタイプまで選べ、東芝製テレビ「レグザ」に対応した製品もあります。東芝のHDDは国内生産で安心して利用できるという方も多く、幅広い層から支持されています。

ADATA(エーデータ)

ADATAは、外付けHDDやSSD、USBメモリやSDカード、パソコンの増設用メモリなどメモリ関連の製品を販売する台湾の大手メーカーです。ポータブル型を主力としており、耐衝撃性が高く、防塵・防水機能を備えたHDシリーズも人気です。

ADATAのポータブルHDDは、パソコンデータのバックアップだけでなく、テレビ録画やゲーム録画に使用できるなど用途が幅広いことも魅力です。

エレコム(ELECOM)

エレコムは据置型の外付けHDDが人気のメーカーです。タワー型、ラック型、デスクトップ型と種類が豊富なため、使用環境に合わせて自由に選べるのも魅力です。購入後のフォロー体制も万全なので、安心して購入できるメーカーです。

HDDメーカーの確認方法

パソコンに内蔵されたHDDのメーカーは、まずHDDの型番を確認し型番を検索することでメーカーを確認できます。ここでは、Windowsの内蔵HDDのメーカーを確認する方法を紹介します。

Windowsの場合は、デバイスマネージャーからHDDの型番を確認できます。まず、HDDの型番を確認する手順は、以下のとおりです。

  1. 「設定」の「システム」の「詳細情報」から「デバイスマネージャー」を選択する
  2. 「ディスクドライブ」から確認したいHDDを選択する

表示されているドライブ名が型番と製品名です。

HDDの確認方法は、「CrystalDiskInfo」などのフリーソフトを利用する方法もあります。

CrystalDiskInfoは、HDDの健康状態をチェックするフリーソフトです。他にも、HDDの基本的なスペックやメーカー、型番等も確認できます。

まとめ:HDDメーカー3社の故障率に大差はない!保証期間で選ぼう

HDDの故障率は、各メーカーに大差はありません。HDDにはメーカーが無料で返品・交換を受け付けてくれるRMAという保証制度があります。そのため、HDDを購入する際には故障率よりも保証期間を確認しましょう。

HDDの寿命は約4年程度と言われており、どのメーカーのHDDを選んでも寿命により故障する可能性があります。HDDのデータは常にバックアップを取っておきましょう。

HDDが故障する前兆は、データの読み込みが遅くなったり、パソコンがうまく起動しなくなります。HDDが完全に故障するとデータの取り出しが難しくなるため、その前にパソコンの買い替えも検討しましょう。

パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分が必要です。古いパソコンは、無料で処分できるパソコン処分.comでの処分がおすすめです。

パソコン処分.comは24時間365日、いつでもパソコンを段ボール箱に詰めて送るだけで処分できます。事前連絡不要のため、面倒な手続きは一切必要ありません。

データ消去は専門の知識を持ったスタッフが無料で対応してくれるため、データを取り出せないような故障したパソコンやHDDが故障したパソコンでも安心して処分できます。

パソコン処分.comでパソコンを処分する>>

関連記事

USBメモリ型SSDとUSBメモリの違いとは?特徴や使い分けを徹底解説

SSDはデータ転送が高速なストレージ。最近ではUSBメモリによく似た持ち運びできるUSBメモリ型SSDも登場していま...

Macで動画編集をするために必要なスペックとは?最適なMacの選び方を解説

Macで動画編集をしたい場合にどれぐらいのスペックのモデルが必要なのでしょうか? 「とりあえず一番高いモデルを買っと...

【自作PCには必須】電源ユニットの選び方を解説!過不足なくぴったりのものを選ぶポイント

自作PCは電源ユニットを自分で選ぶ必要があります。 CPUやGPUは性能がわかりやすい一方で、電源ユニットの適切な容...

ゲーミングPCにおすすめのSSD容量は?増設する方法も解説

ゲーミングPCのストレージは、読み込み速度の速いSSDがおすすめです。この記事では、ゲーミングPCにSSDを登載する...

ゲーミングPCはビジネスでも使えるのか?ゲーム以外で使うメリット・デメリットを解説

ゲーミングPCに興味があるけど、仕事でもPCを使うからできることなら1台で済ませたいと考えている人もいらっしゃること...

TOPに戻る