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メモリの選び方!自作PCに最適な容量を用途別に解説

メモリは自作PCのスペックを決める重要なポイント。最適なメモリ容量は用途によって決めるのがコツです。この記事ではメモリの選び方やメモリ形状、DDR4などのメモリ規格などをわかりやすく解説します。

自作PCを組むときに、ぴったりのメモリ容量がわからない

メモリを増設したいが選び方がわからない

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

メモリは、データを一時的に保存する場所で、容量が大きいほど複数の作業が同時にできるため処理速度も向上します。

メモリ不足になれば、パソコンが不具合を起こし快適に作業できません。用途や目的に合った容量のメモリを選ぶことで快適にパソコン作業ができるようになります。

そこでこの記事では、メモリの選び方や用途別のおすすめの容量をわかりやすく解説します。メモリの選び方が詳しくわかりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

【この記事でわかること】

  • 増設するメモリを選ぶには搭載しているメモリを確認
  • メモリ容量は用途や目的で選ぶ
  • メモリの選び方は形状や企画にも注意
  • メモリの人気メーカーで選ぶのもおすすめ
  • メモリの増設方法はあまり難しくない

メモリとは?

メモリとは、パソコンのデータを一時的に保存する場所でRAMとも呼ばれます。

CPUはメモリからデータを取り出し処理するため、メモリの速度が速いほどパソコンの速度も速くなります。

またメモリがいっぱいになると、CPUはハードディスクからデータをコピーして使用します。ハードディスクはメモリよりも処理速度が遅いため、CPUの待ち時間が発生しパソコンが重くなります。

例えるならメモリは作業机。同様にデータを本、ストレージを本棚、CPUを作業する人に例えることができます。

本棚から本を取り出し、机に並べて作業するとき、作業机が広いほうが一度のたくさんの本を置けるため、作業効率も上がります。

同様にパソコンでもメモリ容量が大きいほうがたくさんのデータを置けるため、マルチタスクをこなせるようになり、パソコンの処理速度も上がります。

パソコンがメモリ不足になると、次のような不具合が起こるようになります。

  • 重い
  • フリーズする
  • ファイルが開かない
  • 突然クラッシュ(強制終了)する

パソコンを購入する際には、余裕のあるメモリ容量を選ぶことがおすすめです。パソコンのメモリが不足して不具合が起こる場合は、メモリ交換や増設で不具合が解消する可能性もあります。

パソコンのメモリに関しては下記記事でも詳しく紹介しています。

パソコンのメモリとは?ハードディスクとの違いもわかりやすく解説>>

メモリの交換や増設前に確認すること

メモリ交換や増設前には確認することもあります。

パソコンによっては、メモリの増設ができない端末もあり、特にモバイルノートパソコンの中には、メモリがマザーボードに組み込まれ、交換や増設ができないこともあります。

まずは、メモリの増設や交換ができることをメーカーの公式サイトや取扱説明書で確認しましょう。

メモリの増設、交換ができることを確認したら、次の点を確認しましょう。

  • 搭載メモリ容量や使用状況
  • 搭載できるメモリの最大容量
  • メモリスロット

順番に解説します。

搭載しているメモリ容量の確認

まずは、搭載しているメモリ容量と使用状況を確認します。増設や交換するメモリを選ぶ場合は、搭載しているメモリよりも容量の大きいメモリを選びましょう。

メモリの使用状況を確認すれば、パソコンの不具合の原因がメモリ不足によるものかがわかり、本当にメモリの交換や増設が必要かも判断できます。

Windows10の場合、メモリの確認は次の手順で行います。

  1. スタートボタンを右クリック
  2. 「システム」を選択
  3. 「設定」が表示されるので「デバイスの仕様」から「実装RAM」を確認

参考:富士通 メモリの容量を確認する方法を教えてください。

メモリの使用状況の確認は、次の手順です。

  1. 「スタート」のアプリ一覧から「Windowsシステムツール」をクリック
  2. 「タスクマネージャー」をクリック
  3. 「パフォーマンス」タブをクリック
  4. タスクマネージャーが簡易表示になっている場合は「詳細」をクリックし表示形式を切替
  5. 画面左側の「メモリ」をクリックしメモリの使用状況を確認

参考:NEC Windows 10で、メモリの使用状況を確認する方法について教えてください。

メモリの使用状況は100%に近いほど、メモリをたくさん使用していることになります。常に90%など100%に近い数値の場合はメモリ不足の状態です。

メモリの最大容量の確認

パソコンのOS、マザーボードによって搭載できるメモリの最大容量が決まっており、その少ない方がパソコンに搭載できるメモリの最大容量です。

例えば、Windows10 32bitが搭載できる最大のメモリ容量は4GBで、それ以上のメモリを搭載しても、OSの仕様で認識しません。

そのため、Windows10 32bitを使用している場合は、メモリを4GB以上に増設しても無意味です。

64bitは、各エディションによって最大容量が異なりますが、HOMEで最大128GB、Proで最大2TBのメモリを認識できます。

最大容量を超えるメモリを搭載しても、OSは認識できないため過剰なメモリ容量は無駄になります。マザーボードの最大容量を超えた場合は、動作不良を起こす可能性もあります。

メモリスロット

使用しているパソコンにメモリスロットの空きがなければ、メモリの増設はできません。基本的にデスクトップパソコンには4つ、ノートパソコンには2つのメモリスロットがあります。

ただしモニター一体型や超小型デスクトップの場合は、スロットが2つしかないこともあるため注意しましょう。

メモリスロットは、タスクマネージャーから簡単に確認できます。

タスクマネージャーのパフォーマンスから、表示されている情報をメモリに切り替え、メモリ情報の「スロットの使用」を確認します。

画像のパソコンは、2つのスロットを両方使用しているためメモリの増設はできません。

現在のメモリ容量は16GBのため、8GBのメモリが2枚ささっていることになります。メモリ容量を増やすためには、8GBのメモリを2枚とも16GBのメモリに交換する必要があります。

2/4、2/6のように表示されていれば、メモリの空きスロットがあることを表しており、メモリの増設が可能です。

パソコンを購入する場合、将来的にメモリを増設する予定であれば、空きスロットにも注目してパソコンを選ぶといいでしょう。

メモリの選び方

パソコンにメモリが搭載できることを確認したら搭載するメモリを選びます。

パソコンのメモリは、次のポイントに注目して選んでいきましょう。

  • メモリの形状
  • 容量
  • 枚数
  • 規格
  • オーバークロック
  • ヒートシンクなど付属機能
  • 保証の有無
  • LED

順番に解説します。

メモリの形状

メモリモジュールの形状は、DIMMとSO-DIMMの2種類が主流で、それぞれに互換性はありません。

基本的にデスクトップパソコンにはDIMM、ノートパソコンにはSO-DIMMが使用されていますが、液晶一体型パソコンやスリムなデスクトップには、SO-DIMMが使用されていることもあります。

パソコンによってメモリの形状が異なるため、メモリ購入前に取扱説明書やメーカーサイトで確認し、間違えないようにしましょう。

メモリの形状パソコンの種類特徴
DIMMデスクトップ中央部に切り欠きあり
SO-DIMMノートパソコン液晶一体型DIMMの半分のサイズ

用途別おすすめ容量

メモリは基本的に容量が多くなるほど、価格も高くなります。

過剰なメモリを搭載しても、処理速度が大幅に上がることはないため、必要な容量のメモリを購入することが費用を抑えるポイントです。

OSが動作する最低メモリでは、動作が遅くなります。例えば、Windows10の必要最低メモリは、32bit版で2GB、64bit版では4GBのメモリが必要です。

しかし、前述のとおりWindows10 32bitが搭載できる最大のメモリ容量は4GBで、それ以上のメモリを搭載しても、OSの仕様で認識しません。

64bitは、各エディションによって異なりますが、HOMEで128GB、Proで2TBのメモリを認識できます。自作PCでOSをインストールする場合は、搭載できるメモリ容量が大きい64bitがおすすめです。

使用しているOSがWindows10 32bitの場合はメモリ容量は4GB、64bitの場合は8GB以上を選ぶといいでしょう。

用途別のおすすめのメモリ容量の目安を、一覧表にまとめてみました。

メモリ容量用途
4GB・低価格帯のパソコンに搭載されていることが多い
・インターネット閲覧(単体)
・Officeソフトでの文書作成(単体)
8GB・迷ったら8GBがおすすめ
・Officeソフトで文書作成
・インターネット閲覧
・複数のタブを開く
16GB・3Dゲーム
・複数のソフトの起動
・画像編集・イラスト作成
・動画編集
・複数のアプリを開くことがある
32GB・ゲーム実況
・4K動画編集、高画質の画像処理
・3Dモデリング制作
・本格的なクリエイティブ作業
64GB・サーバーの構築
・大きい画像の編集

メモリ容量ごとに、詳しく解説します。

4GBでは容量が不足しがち

4GBのメモリは低価格帯のパソコンに搭載されていることが多く、パソコンに搭載されているメモリとしては最低のラインです。

インターネット閲覧などの軽い作業のみで、ビデオ通話なども単体の処理であれば、問題ありません。

しかし、インターネットを閲覧しながら動画を閲覧する、ブラウザで複数のタブを開くなど、複数のアプリを立ち上げたり、データ容量の大きいアプリを立ち上げるだけでメモリ不足に陥りやすくなります。

8GBは最低限ほしい容量

8GBは最低限ほしいメモリ容量になります。

インターネット閲覧やメールのやり取り、Officeを使ったデータ作成なども問題なくこなせます。例えば、ビデオ会議をしながらプレゼンをする、動画を見ながらOfficeで文書作成をするなど同時に複数の作業をすることが多い方は8GBがおすすめです。

しかし、複数のアプリの立ち上げや解像度の高い画像編集などをする場合は、メモリ不足になりやすいでしょう。簡単な画像編集であれば8GBでも足りますが、扱う画像や動画のサイズが大きいとメモリ不足になります。

ほとんどの動画編集や3Dゲームも問題なくプレイできるので、大抵のパソコン作業が快適にこなせます。8GBのメモリ容量はコスパがいいため、メモリ容量に迷ったら8GBを選ぶのもいいでしょう。

オンラインゲームをするなら16GB

16GBのメモリはハイスペックのパソコンに搭載されていることが多くなります。ほとんどのゲーミングPCでは、基本的に16GBのメモリが搭載されていることが多いです。

16GBの容量があれば複数のアプリの立ち上げも問題なく、オンラインゲームや動画の編集も可能です。

ゲームの推奨メモリは8GBとしているものも多いのですが、最近では16GBを推奨しているゲームも増えておりスムーズにゲームを進めるためには16GBの容量があると安心です。

ゲームをしながらチャットをする場合なども、16GBのメモリ容量があれば問題ありません。

ただし4K動画の編集や、高画質の画像処理をする場合には、メモリ不足を感じることもあります。

高解像度の動画編集がしたいなら32GB

メモリ容量が32GBあれば、ほとんどの作業を快適にこなせるため、メモリ不足になることはほとんどありません。

4K、長時間の動画や高解像度の動画編集をしたい場合やゲームの推奨スペックが16GBの場合も、余裕をもって32GBのメモリ容量があれば安心です。

ゲーム配信や、3Dモデリングの制作、本格的なAI学習などの重い作業も32GBのメモリがあれば、サクサクと作業できます。

64GBはほとんどのユーザーにはオーバースペック

64GBのメモリは、多くのユーザーにはオーバースペックになります。メモリは容量が大きければいいというわけではなく、使用していないメモリは無駄になります。

メモリは、容量が大きいほど価格も上がります。多少の余裕は必要ですが、あきらかに容量が多すぎるメモリは不要です。予算を別のパーツへまわす方がいいでしょう。

ただし、プロのクリエイター作業やサーバー構築をする場合などは、64GBのメモリ容量が必要になります。

枚数(シングルチャンネル・マルチチャンネル)

同じ容量のメモリを2枚挿すことにより、処理速度を向上できます。2枚のメモリを挿すことをデュアルチャンネルといい、シングルチャンネルよりもスペックが高くなります。

例えば、8GBを2枚と16GBを1枚であれば、どちらもメモリ容量は16GBで同じですが、8GBを2枚挿す方が動作が高速になります。

2枚のメモリを搭載することにより、2つのデータを同時にメモリに転送できるようになり、理論上2倍の速さになるためです。

CPUとメモリでデータをやり取りする、データの解凍、動画のエンコード、3Dシミュレーションなどの処理速度が向上します。

メモリとハードディスク間では、データ転送速度は変わらないため、OSの起動やファイルのコピー、ゲームデータのロードなどは高速化しません。

基本的には、2枚のメモリを挿すデュアルチャンネルがおすすめです。デュアルチャンネルにする場合は、同じ容量のメモリを2枚挿す必要があります。

4GB×2、8GB×2などがありますが、4GB×2は選択肢が少ないため、8GB×2が主流となっています。

メモリ規格の違い

メモリには、規格があります。

規格を間違えると搭載できないため、しっかり確認しましょう。

メモリ規格

「DDR3」「DDR4」が多く流通しており、最新は「DDR5」です。主流は「DDR4」のため、これから選択するなら「DDR4」がおすすめです。最新のCPUには「DDR5」が搭載できることもあります。

メモリ規格は互換性がなく、「DDR3」の差し込みに「DDR4」のメモリは搭載できません。そのため、古いパソコンのメモリを交換、増設する場合はメモリ規格をしっかり確認する必要があります。

メモリ規格は「DDR4 DIMM」や「DDR4 SO-DIMM」のように表記されます。マザーボードのメモリスロットに合う規格を選びましょう。

チップ規格、モジュール規格

チップ規格やモジュール規格は、メモリの周波数を表す規格です。この規格の違いで動作周波数や転送速度が異なります。

DDRの後の4桁の数字がチップ規格を表しています。モジュール規格は、型番のPCに続く数字です。

チップ規格とモジュール規格はそれぞれ対応しており、片方の速度がわかればメモリの速度がわかります。

基本的にチップ規格で、メモリの速度を確認しましょう。数値で見ると、動作周波数や転送速度に違いがありますが、パソコンに搭載してみると違いを体感できるほどではありません。

古いメモリと新しいメモリでのチップ規格を比較すると違いはありますが、同じメモリ規格であればそれほど性能差はありません。

マザーボードに対応している規格

増設するメモリを決める場合は、マザーボードを確認しマザーボードに搭載できるメモリを選ぶ必要があります。

マザーボードとは、メモリやCPU、ハードディスクなどを搭載した電子回路基板です。

マザーボードに対応したメモリを選ばなければ、パソコンがメモリを認識せず増設後に動作しなくなる可能性があります。

マザーボードに搭載できるメモリは、パッケージや取扱説明書、マザーボード、パソコンのメーカーサイトからも確認できます。どうしてもわからない場合は、搭載しているメモリの規格に合わせて選びましょう。

一般的にマザーボードは、複数のメモリ規格に対応しています。少しでもスペックを上げたい場合は、対応しているメモリ規格の中で動作周波数や転送速度が速いものを選ぶのがいいのですが、ほとんど性能差を感じないため、あまり気にする必要はありません。

オーバークロックメモリ

オーバークロックは、メモリやCPUの動作周波数を低格以上の周波数で動かし、本来の性能以上の能力を発揮します。

メモリをオーバークロックするとCPUの処理能力は向上し、動画のエンコード時間の短縮やフレームレートの上昇、Photoshopなど一部ソフトの動作速度の向上などの効果があります。

しかしオーバークロックメモリは、手動で設定する必要があり、その設定で動作する保証もありません。上記の用途以外ではあまり利点もないため、初心者は選ばないほうが無難です。

メモリのオーバークロックは自己責任になり、パソコンに負担もかかるため注意しましょう。

ヒートスプレッダー、ヒートシンク

ヒートスプレッダーやヒートシンクは、メモリを冷却するために取り付けられています。

現在のメモリはヒートスプレッダー付きのものも多いのですが、メモリはそれほど高温にならないためついていなくても問題がありません。

メモリにヒートスプレッダーやヒートシンクがついている理由は、メーカーのロゴをあしらう、他社製のメモリとの外観の差別化を測るなど、見た目によるところが多いです。そのため、あえてヒートシンク付きのメモリを選ぶ必要はありません。

ただし、メモリをオーバークロックしたい場合は、高温になりやすいため冷却機能がついたものを選ぶといいでしょう。

保証の有無

メモリには、動作保証がついているものがあります。

マザーボードに対応するメモリを選んだにも関わらず、増設後にパソコンが動作不良を起こすことがあります。

メモリの初期不良の可能性もありますが、マザーボードとの相性が悪い可能性があります。

相性は取り付けてみないとわからない部分もあり、特に素人には判断がしにくいことです。そこで役に立つのが、メモリの保証です。

相性で不具合が起こった場合に返品や新品のメモリと交換してくれる「相性保護」という保証がついているメモリがあります。

保証は安価なメモリにはついていなかったり、条件が付いていることがあります。購入時に保証の内容を確認し、相性保護がついているメモリを選びましょう。

LEDメモリ

明るい外装が好みであれば、LED付きのメモリもおすすめです。

LEDメモリはさまざまな色に発色するメモリで、ゲーミングPCを自作したい人に人気です。パソコンの色を統一したり、明るく光らせたりと好みの色を選べるため、自分好みのパソコンを作りたい方や見た目重視の方に最適です。

メモリのおすすめメーカー

メモリメーカーは多数ありますが、初心者は価格の安いメーカーやノーブランドのものは避けた方が無難です。

ここでおすすめするメーカーのメモリを選べば問題なく使用できるでしょう。

  • クルーシャル
  • コルセア
  • シーエフデー

順番に解説します。

クルーシャル

世界最大級のメモリメーカーで、愛用者も多く人気のメーカーです。品質の信頼性も高く、価格も安いことからユーザー評価も高く、メモリメーカーで迷ったらクルーシャルを選べば問題ありません。

メモリには永久保証がついており、安心して購入できます。メモリと言えば、クルーシャルというほど定番のため、定番のメモリが欲しい方におすすめです。

コルセア

メモリメーカーとして有名メーカーで、特にオーバークロックメモリの人気があります。

メモリだけでなく、電源などのパーツやキーボードなどのデバイスも製造しています。ゲーミングに特化した性能で、LED搭載モデルはデザインもおしゃれです。

ただし、他のメーカーと比較すると、価格は高めの傾向ですが、永久保証もついており安心です。価格よりも性能や速度、デザインを重視する方におすすめです。

シーエフデー

愛知県名古屋市に本社を構える、日本のメーカーです。メモリのほかに、CPUなどのパーツやキーボードなどのデバイスなども取り扱っています。

シーエフデーのメモリは装飾が少なくシンプル。価格は安く、動作の安定性があり、永久保証つきのためユーザーの評価も高いです。コスパ重視でメモリを選びたい方におすすめです。

メモリの増設方法

メモリの増設作業は、初心者でもそれほど難しい作業ではありません。

ホコリや静電気に弱いパーツのため、作業前には手を洗い、金属部分に触れ静電気を逃しましょう。できれば、静電気防止手袋を付けての作業が安心です。

メモリ増設の手順は次の通りです。

【メモリ増設の手順】

  1. パソコンの電源を落とす
  2. ケーブル類を全て抜いて、5分程度待つ
  3. PCケースを空けメモリスロットの場所を確認する
  4. メモリスロットの周りのケーブル類を慎重に抜く
  5. メモリの両側にある固定ピンを開く
  6. 切れ込みのある側に触れないようにメモリを持ち、メモリ側の切れ込みとスロット側の差し込みが合うようにメモリを差し込む
  7. メモリがしっかりとささるとパチンと音がしスロット両側のピンが跳ね上がる
  8. メモリがしっかりささっていることを確認したら、取り外したケーブル類を元に戻す
  9. PCケースを閉じ、ケーブル類を差し込む
  10. パソコンが正しく起動することを確認
  11. 「タスクマネージャー」でメモリ容量が増えていることを確認する

まとめ:パソコンのメモリは用途や目的で容量を選ぼう

パソコンのメモリは、用途や目的に合わせて容量を選びましょう。

用途別のメモリ容量の目安をまとめると、次のようになります。

メモリ容量用途
4GB・低価格帯のパソコンに搭載されていることが多い
・インターネット閲覧(単体)
・Officeソフトでの文書作成(単体)
8GB・迷ったら8GBがおすすめ
・Officeソフトで文書作成
・インターネット閲覧
・複数のタブを開く
16GB・3Dゲーム
・複数のソフトの起動
・画像編集・イラスト作成
・動画編集
・複数のアプリを開くことがある
32GB・ゲーム実況
・4K動画編集、高画質の画像処理
・3Dモデリング制作
・本格的なクリエイティブ作業
64GB・サーバーの構築
・大きい画像の編集

これらの目安を参考に、用途に合ったメモリ容量を選びましょう。

ただし、OSやマザーボードの種類によっては最大容量に決まりがあり、最大容量を超えるメモリは認識しません。事前に搭載できる最大容量を確認しましょう。

メモリの選び方は、容量だけでなくメモリの形状や規格も重要です。マザーボードによって搭載できるメモリ規格が異なるため、間違えないようにしましょう。

メモリスロットに空きがない場合も、メモリを増設できません。

メモリが増設できない場合は、パソコンの買い替えがおすすめです。購入時に余裕のあるメモリ容量のパソコンを選べば、パソコンの作業も快適になります。

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