MacBookを購入したいと思った時の選び方や、MacBook AirとMacBook Proの違いについて解説しています。
MacBook AirとMacBook Pro、それぞれスペックの違いを理解し、ご自分の用途に応じて選ぶことが重要です。
「MacBookを買いたいけど、どうやって選んでいいのかわからない」
「MacBook AirとMacBook Proの違いって何?」
スタイリッシュなデザインで人気のApple社製のノートパソコン「MacBook」ですが、いろいろなモデルがあるため、どれを購入していいのかわからないという方も多いと思います。
そこでこの記事では、どういった部分に注目してMacBookを選べばいいのかといった点や、MacBook AirとMacBook Proにはどのような違いがあるのかといった点について解説していきます。
どのモデルを買っていいか迷っていた方も、この記事を読むことで悩みが解消されることでしょう。
【この記事でわかること】
目次
MacBookには、主に「MacBook Air」と「MacBook Pro」の2種類が存在します。
どちらのMacBookを購入するにせよ、選ぶ際には以下の項目について意識することが重要です。
CPUとは、パソコンの頭脳とも言うべき部分であり、その性能によって処理速度が大きく異なります。
MacBookに搭載されているCPUは、IntelのCoreシリーズか、Appleが独自開発したCPUである「M1/M2」かの2種類ですが、選ぶのならば「M1/M2」が搭載されたMacBookでしょう。
2020年にリリースされた「M1/M2」は、Appleが10年以上かけて開発したCPUであり、IntelのCPUと比べて様々なメリットがあるからです。
【「M1/M2」搭載のMacBookを選ぶべき理由】
これだけ多くのメリットがあるため、CPUは「M1/M2」が搭載されたモデルを選択すべきでしょう。
参考:Apple、M1チップを発表 – Apple (日本)
メモリとは、作業領域のことであり、数字が大きければ大きいほど処理が早くなります。
いくらCPUの性能が良くても、メモリが低ければ処理速度は遅くなってしまいます。
スピードを求める場合は、CPUだけでなくメモリについても強く意識してください。
文書作成やその他の事務作業など、比較的軽い作業がメインとなる場合は、8GB以上のメモリがあれば十分です。
しかし、高度な画像処理や動画編集、オンラインゲームなどを行う場合は、最低でも16GB以上にしておいた方が良いでしょう。
なお、デスクトップPCと違い、MacBookの場合は途中でメモリを増設することができません。
従って、「ちょっと動きが重いからメモリを増やしたいな」と思っても不可能であり、買い替えるしかなくなってしまいます。
そんなことにならないよう、メモリについては少し余裕を持って選んだ方がよいでしょう。
「今は文書作成くらいにしか使うつもりはないけど、将来的に動画編集をやりたい」といったような場合は、最初から16GB以上のメモリを搭載したMacBookの購入をおすすめします。
ストレージとは、データの記憶領域のことです。
アプリやソフトウェアをインストールしたり、画像ファイルや動画ファイルを保存したりといったことに使用されます。
ストレージには、HDDとSSDの2種類があるのですが、今から購入するのならば迷わずSSDにすべきです。
HDDではなくSSDにすべき理由は以下の通りです。
【SSDのメリット】
HDDと比べて、SSDにはこれだけ多くのメリットがあります。
性能が良い分値段は高くなりますが、購入時に出し惜しみをしてHDD搭載のMacBookを買ってしまったことにより、比較的早く故障してしまい買い替えることになった、ということになれば本末転倒です。
こんなことにならないよう、ある程度高価になってしまうことを覚悟しつつSSD搭載のMacBookを選ぶことをおすすめします。
SSD搭載のMacBookを購入する場合は、最低でも256GBの容量があるものを購入するのがおすすめです。
「そんなに重いアプリをたくさんインストールするつもりもないし、128GBでも充分では?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、128GBの容量があるといっても、それをフルに使えるわけではないのです。
必要なシステムファイルが事前にインストールされているため、実際の空き容量は70~80GB程度しかない、ということも珍しくありません。
そして、空き容量が少なくなってしまいますと、SSDに負荷をかけることになってしまいます。
その結果、SSDの寿命を縮めてしまい、高価なMacBookが短命で終わってしまう可能性が高まります。
以上のことから、容量は256GB以上のものを購入すべきです。
MacBookの使用方法に関しても、重い動画ファイルなどはSSDに保存せず、別で外付けのHDDを購入しておき、そちらに保存するようにしてできるだけ空き容量を確保するようにしましょう。
MacBookの画面サイズは13~16インチまでありますが、持ち運びのしやすさを考慮すると「13インチ」がベストでしょう。
多少重くなっても画面の見やすさを重視したい場合は、14インチのモデルを選ぶのもよいかもしれません。
MacBookを買おうと思っても、「MacBook Air」にすればいいのか「MacBook Pro」にすればいいのかについては悩むところだと思います。
そこでこの項目では、それぞれの特徴について解説していきます。
2022年11月現在、Apple公式サイトで購入できるMacBookのモデルは以下のものとなります。
MacBook Airとは、MacBookシリーズの中で最も安く購入できる、Macのエントリーモデルとなっているノートパソコンです。
本体は薄くて軽く、非常にデザイン性に富んでおり、エントリーモデルとはいえ一般的な操作をするには充分なスペックを備えています。
なお、「一般的な操作」とは以下のようなものを想定しています。
重さも約1.3kgほどと非常に軽く、持ち運びに非常に便利です。
特に重い作業をする予定がないのならば、まずはMacBook Airで充分でしょう。
MacBook Air(M1チップ) | MacBook Air(M2チップ) | |
価格 | 134,800円(税込)~ | 164,800円(税込)~ |
画面サイズ | 13.3インチ | 13.6インチ |
CPUのコア数 | 8コア | 8コア |
GPUのコア数 | 7コア | 最大10コア |
メモリ | 最大16GB | 最大24GB |
バッテリーの最大駆動 | 18時間 | 18時間 |
重量 | 1.29kg | 1.24kg |
Touch ID | あり | あり |
MacBook Proとは、MacBook Airの上位互換ともいえるモデルであり、スペック面のすべてにおいてAirよりも性能が良くなっています。
その分、総じて価格も高いです。
一般的なパソコンの使用ではなく、以下のような作業をする場合はMacBook Proの購入を検討した方がよいでしょう。
MacBook Airと比べて購入金額も上がり重量も増えますが、重い作業をストレスなくこなすにはProのスペックが必要となってきます。
13インチMacBook Pro | 14インチMacBook Pro | 16インチMacBook Pro | |
価格 | 178,800円(税込)~ | 274,800円(税込)~ | 338,800円(税込)~ |
画面サイズ | 13.3インチ | 14.2インチ | 16.2インチ |
CPUのチップ | M2チップ | M1 Proチップ、 またはM1 Maxチップ | M1 Proチップ、 またはM1 Maxチップ |
CPUのコア数 | 8コア | 最大10コア | 10コア |
GPUのコア数 | 10コア | 最大32コア | 最大32コア |
メモリ | 最大24GB | 最大64GB | 最大64GB |
バッテリーの最大駆動 | 20時間 | 17時間 | 21時間 |
重量 | 1.4kg | 1.6kg | 2.1kg |
Touch ID | あり | あり | あり |
以上、MacBookを購入する際の選ぶポイントや、MacBook AirとMacBook Proの違いについて解説しました。
MacBook AirとMacBook Proのどちらを買うかは迷うところだと思われますが、簡単に言ってしまえば「重い作業をする予定があるかどうか」で選ぶのがよいでしょう。
動画編集やオンラインゲームといった負荷がかかることがやりたい場合、高いスペックが必要となるため、MacBook Proを選ぶのがおすすめです。
そこまで重い作業をしないのであれば、MacBook Airで充分でしょう。
ご自分の用途に合わせ、適切な方を選んでいただければと思います。
なお、今あるパソコンからMacBookへ乗り換える場合や、MacBookを新たに買い替えようとする場合には、古いパソコンが不要になるかと思われます。
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