MacBookは本体価格が高いため、中古品の購入を検討している方も多く存在しています。 しかし、中古品にはリスクがないかどうか、不安に感じている方も少なくないのではないでしょうか。 この記事では、中古のMacBookを購
MacBookは本体価格が高いため、中古品の購入を検討している方も多く存在しています。
しかし、中古品にはリスクがないかどうか、不安に感じている方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、中古のMacBookを購入するメリット・デメリットと、購入時の注意点について解説しています。
MacBookの購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
目次
中古のMacBookには、実はさまざまなメリットが存在しています。
ここでは、中古品のMacBookを購入する主なメリットを4つ紹介します。
中古のMacBookの大きなメリットは、新品と比べて購入費用が安くなる点です。
MacBookは人気が高く、発売後しばらくは中古品でも高値を維持していますが、2年経過すると販売価格が一気に落ちる傾向にあります。
しかし、MacBookは性能が高い製品が多く、とくにM1チップ搭載モデルは処理速度が向上しているため、ほとんどの作業で快適な動作が可能です。
動画編集など負荷のかかるクリエイティブ作業を行わないのであれば、2〜3年前のモデルでも十分活躍できるでしょう。
前述のとおりMacBookは人気があるため、Windowsと比べてリサイクルショップなどと比べて高値で売りやすい傾向にあります。
Macユーザーのなかには、新機種が出るたびに現行モデルを売却し、その資金をもとに買い替える人も多数いるともいわれています。
とくに新機種や高性能モデルが発売されるまでのつなぎとして中古品を買う場合は、将来手放すことを考慮してMacBookを選択するとよいでしょう。
MacBookは中古品でも高値で売却しやすいことから、多くのユーザーが丁寧に扱う傾向にあります。
そのため、中古品として販売されているMacBookは比較的状態がよいものが多く、オンラインでもリスクを軽減して購入できます。
ただし、なかには傷や汚れがついた中古品もあるため、購入前は必ず写真や現物を入念に確認しましょう。
多くの中古パソコン専門店では、ショップの独自サービスとして購入後1ヶ月〜3ヶ月の保証期間を設けています。
中古MacBookはメーカー保証が切れているものが多いため、ショップの保証サービスがあれば安心して購入できる点もうれしいポイントです。
ただし、同じ店舗型でもリサイクルショップでは保証期間を設けてない場合が多く、そもそもフリマやオークションなどの個人取引では一切の保証がありません。
中古パソコンに不安がある方は、できるだけ中古パソコン専門店で購入するとよいでしょう。
中古品を購入する際は、あらかじめデメリットについても理解しておくことが大切です。
ここでは、中古のMacBookを購入するデメリットを4つ紹介します。
中古のMacBookの場合、前所有者の使い方によってはバッテリーが激しく劣化している可能性があります。
MacBookを据え置きで使用する場合はさほど問題になりませんが、持ち運んで利用したい方にとってはデメリットとなるため注意してください。
MacBookのバッテリーの寿命はおよそ3〜4年とされているため、中古品を選ぶ際は購入後2〜3年以内の製品を選ぶとよいでしょう。
中古のMacBookのなかには、電源アダプター・ケーブルなどの付属品や箱がない状態で売られているものも少なくありません。
電源アダプターを持っていない場合は自分で購入する必要がありますが、純正品を購入すると総額で1万円を超えてしまいます。
せっかく本体を安く購入したメリットが薄れてしまうため、中古のMacBookを購入する際は付属品がある程度揃っているか必ず確認しておきましょう。
Appleの公式サイトからMacBookを購入した場合、最大2年間までメーカー保証がつけられます。
しかし、中古市場に出回っているMacBookは購入から2年以上経過しているものが多いため、メーカー保証がすでに切れているケースがほとんどです。
中古パソコン専門店から購入した場合はショップ独自の保証サービスを受けられますが、そのほかのルートで入手した端末については「保証はない」と考えたほうがよいでしょう。
オンライン上で中古のMacBookを購入した場合、手元に届いたあとに注文時にはわからなかった傷や故障が見つかることがあります。
とくにフリマサイトで掲載されているMacBookのなかには、傷が見えない角度で写真を撮っているものや、故障をわざと隠して出品しているものも少なくありません。
このようなトラブルを避けるには、プロのスタッフが検品・動作確認・写真撮影など一連の流れを担当している専門店を選ぶとよいでしょう。
ここでは、中古のMacBookを購入する際の注意点を6つ紹介します。
購入後のトラブルを避けるためにも、下記の内容をしっかり意識するようにしてください。
購入検討中のモデルが最新のOSに対応しているか、必ず確認しておきましょう。
MacBookの場合、モデルが古くなると最新OSを搭載できなくなります。
たとえば、2023年現在は9月にリリースされた「Sonoma(ソノマ)」が最新版OSですが、2018年以前のモデルには対応していません。
最新版OSが使えない端末はAir Dropなどの機能が制限されるだけでなく、セキュリティ面でも不安があります。
最新版OSの対応モデルは公式サイトに掲載されているため、購入前に目を通しておくのがベストです。
中古のMacBookを実店舗で購入する場合、パソコンを実際に手に取って状態をチェックしておきましょう。
たとえば、ディスプレイに傷やヒビがないか・本体やキーボードに汚れはないか・ディスプレイの歪みや浮きがないかといった点は、詳しい知識がなくても目視で確認できます。
オンラインで購入する場合は、必ず複数枚の写真をチェックし、問題がないか調べるようにしてください。
画面越しで不安な場合は、担当者に問い合わせてみるのもおすすめです。
MacBookのバッテリーの劣化状態については、充放電回数でおおよそ判断できます。
Appleでは充放電を1000回繰り返すとバッテリーが消耗すると発表してますが、古いモデルであれば500回ほどで消耗してしまうケースも多く見られます。
充放電回数の確認方法は以下のとおりです。
【MacBookの充放電回数を確認する手順】
状態情報の項目では、充放電回数のほかにバッテリーの最大容量や異常が起きていないかを確認できます。
バッテリーが消耗していると充電で不具合が生じやすくなるため、できるだけバッテリーの劣化が少ないものを選ぶのがベストです。
MacBookの購入前にキーボードの状態をチェックし、文字が消えかかっていないか・反応が悪いキーがないかをあらかじめ確認しておきましょう。
キーボードはパソコンで必ず使用するため、使い勝手が悪いとストレスを感じて快適な作業ができません。
また、キーボード交換などによって追加で費用がかかると、本体価格が安い中古品を購入したメリットが薄れてしまいます。
オンライン上でキーボードの写真が確認できない場合は、不具合がないかだけでも問い合わせおくと安心です。
フリマやオークションなどで中古のMacBookを個人から購入する場合、アクティベーションロックがかかっていないかを必ず確認しておきましょう。
アクティベーションロックとは盗難防止用のロック機能で、解除にはユーザーのApple IDとパスワードが必要です。
MacBookを初期化してもアクティベーションロックは無効化されないため、前所有者に解除してもらわなければいけません。
心配な方は、リサイクルショップや中古パソコン専門店などでMacBookを購入することをおすすめします。
予算内であれば、2020年以降に発売されたモデルを選ぶのがおすすめです。
2020年以降、MacBookのCPUはIntelからM1チップに切り替わっており、処理速度が格段に向上しています。
電力の消耗が軽減され、バッテリー持続時間も大幅に伸びているため、パソコンを持ち歩いて使用する方にもぴったりです。
また、5年以上前のモデルは全体的に劣化が進んでおり、すぐ故障してしまうリスクが高いため注意してください。
この記事では、中古のMacBookを購入する際に注意すべきポイントについて解説しました。
MacBookの中古品は比較的きれいなものが多いですが、値段を抑えようとするとその分本体の状態も落ちていきます。
中古パソコン専門店など信頼できるショップで複数の製品を見比べながら、慎重に購入することが大切です。
買い替えや故障などで不要になったMacBookは、自治体の回収ボックスやパソコン処分.comなどを活用して適切に処分を行いましょう。
今回の記事もぜひ参考にしてくださいね。