現在、国内外のさまざまなメーカーからスマホが販売されています。 しかし、種類が多すぎて、それぞれの違いが分からないという方も多いのではないでしょうか。 ここでは、国内外の代表的なスマホメーカーについてご紹介しています。
現在、国内外のさまざまなメーカーからスマホが販売されています。
しかし、種類が多すぎて、それぞれの違いが分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、国内外の代表的なスマホメーカーについてご紹介しています。
スマホを購入する際はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
目次
日本国内だけでも、多くのスマホメーカーが存在しています。
また、国内メーカーの中には、製造を海外の会社に委託する「ODM生産」という生産方法を取り入れている企業も少なくありません。
ここでは、日本の代表的なスマホメーカーについて解説します。
SONYは、スマホ以外にもデジカメやウォークマンといったさまざまな電子機器を手掛ける大手総合電機メーカーです。
スマホについては、100%出資の完全子会社である「ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社」が製造しています。
ソニーのスマホの中でも、「Xperia」シリーズは特に知名度の高い機種のひとつです。
洗練されたデザインと高性能のカメラやオーディオが魅力的で、ファンからは根強い人気を誇っています。
SHARPは、創業100年を超える老舗の大手電機メーカーです。
2016年にはiPhoneの生産も請け負う台湾の鴻海精密工業に買収され、日本の大手電機メーカーとしては初めて外資系の傘下企業になりました。
シャープのスマホの中でも、特に人気の高い機種が「AQUOS」シリーズです。
テレビの技術を活かした非常に美しいディスプレイが魅力的で、他社にはない高い性能を誇っています。
また、他の国内スマホメーカーと比べると、コストパフォーマンスが高い点も強みのひとつです。
富士通も、国内外で有名な大手電機メーカーのひとつです。
コンピュータ・電子デバイスの製造やソフトウェア開発などの印象が強いですが、スマホの製造も手掛けています。
その中でも特に人気があるのは「arrows」シリーズで、スマホメーカーにしては珍しく、企画開発から品質管理まで一貫して国内で行われている点が特徴的です。
日本人の使いやすさに特化した機種であるため、現在は日本のみで正式販売されています。
京セラは、ファインセラミック・半導体・通信機器など幅広い機器を手掛ける国内トップクラスの電子機器メーカーです。
スマホの製造も手掛けており、なかでも耐久性が高い「TORQUE」シリーズはアウトドア好きのユーザーから高い人気を誇っています。
「TORQUE」は気温や気圧の変化にも強く、高い場所から落としても故障しないほど頑丈です。
海や山といった自然の中でも撮影できるため、さまざまな楽しみ方が期待できるでしょう。
楽天モバイルはもともと通信事業者で、最初は格安SIMを提供していました。
のちに特定無線局の包括免許を取得し、現在はODM生産を手掛けるスマホメーカーのひとつとして注目を集めています。
楽天モバイルのスマホは機種数が少ないものの、高品質で使いやすい点が特徴です。
また、「Rakuten Mini」のようにシンプルさにこだわった機種も販売されており、あまりスマホを使わない方や高齢者などに支持を得ています。
ここでは、アメリカの代表的なスマホメーカーを3つご紹介します。
日本で人気のある機種も取り上げていますので、ぜひチェックしてみてください。
Appleは本社をアメリカ・カリフォルニアに置く多国籍企業で、スマホの機種では「iPhone」シリーズが非常に有名です。
2007年に初代iPhoneを発表して注目を集めてからも定期的に新シリーズを開発しつづけ、現在では累計販売台数が約20億を突破するほど圧倒的なシェアを誇っています。
他にもMacBook・iPadといったパソコンやタブレットを手掛けており、iPhoneとコンテンツの同期が可能です。
Googleは、世界最大規模の検索エンジンを手掛けるインターネット関連企業です。
また、スマホのOSのひとつである「Android」の開発を行っています。
そしてGoogleからも、「Google Pixel」をはじめとした自社ブランドのスマホが製造・販売されています。
Googleのスマホは、OSの開発元であることを活かした最新Androidの搭載やOSアップデート保証などのサービスを受けられる点が魅力的です。
Motoralaは1928年に創設されたメーカーで、携帯電話の草分け的存在にあたる企業です。
第2次世界大戦中に携帯電話の前身である双方無線機を開発し、1983年には世界で初めて携帯電話の市販を開始しました。
Motorolaのスマホは、スペックとコストパフォーマンスを両立しやすい点が魅力的です。
機種によってはAndroid OSのアップデートが最低2年間保証されており、常に最新のOSを使用できます。
カナダの代表的なスマホメーカーといえば、BlackBerry社が挙げられます。
BlackBerryのスマホはキーボードが前面に付いている点が特徴で、メールやチャットなどテキスト入力をよく利用する方におすすめです。
かつては「元祖スマホ」として、2010年にはスマホ市場において世界2位のシェアを誇っていました。
しかし、iPhoneとAndroid端末の台頭によってシェアが低迷したことを原因に、2020年8月には製造販売が終了しています。
中国メーカーのスマホは、総じて比較的価格が安い点が特徴です。
ここでは、代表的なメーカーを6つご紹介します。
「HUAWEI」シリーズで有名なHUAWEI社は、中国でも最大手の通信機器メーカーです。
スマホの出荷台数で世界3位、市場占有率で世界2位になるなど、急激な成長を見せています。
「HUAWEI」シリーズは、iPhoneに引けをとらない高い性能を持っているのにもかかわらず、お手頃価格で購入できる点が魅力的です。
日本でも2005年に法人が設立され、スマホの他にもWi-Fiモバイルルーターやタブレットなどが展開されています。
ZTE社は、1985年に設立された通信設備会社です。
特に欧米での知名度が高く、アメリカやヨーロッパのスマホ市場ではシェア4位を獲得しています。
日本では一般的には名が知られていないものの、実は日本の3大キャリアや格安スマホ事業者にもスマホを幅広く提供しているメーカーのひとつです。
また、価格がお手頃な点も魅力的で、「ZTE a1」のように5G対応スマホを5万円台で購入できる機種も販売されています。
OPPOはスマホ販売台数で2019年には中国内3位・世界全体で5位になった実績のある大手スマホメーカーです。
CMに有名人を採用しており、日本でも徐々に知名度を上げています。
OPPOのスマホは、最新技術が搭載された高性能の端末を低価格で購入できる点が魅力的です。
SIMフリー端末の中には3万円台で購入できるものもあり、便利な機能もコストパフォーマンスも譲りたくない方に適しています。
Vivoは広東省東莞市に本社を置くスマホメーカーで、上述のOPPOのグループ会社です。
2021年には、最大手のHUAWEI社を抜いて中国のスマホ出荷台数でトップに躍り出ました。
Vivoのスマホは、大型の最新ディスプレイや手ブレ解消アイテムが組み込まれたカメラなど、最先端の機能が多数搭載されている点が魅力的です。
現在日本には進出していませんが、5Gスマホの流通に伴って今後の上陸が期待されています。
TCLは中国の大手電気機器メーカーで、日本では液晶テレビのブランドとして幅広く知られています。
2020年以降は自社ブランドのスマホも手掛けており、液晶テレビの技術を活かした高画質の有機ELディスプレイが魅力的です。
機種によっては、2万円台から購入できるお手頃価格のスマホも販売されています。
また、個性的なデザインの端末も多く、「コスパを意識したいけど他の人と被りたくない」という方にもおすすめです。
Xiaomiは、2010年に設立された総合家電メーカーです。
創業から10年ほどで急成長を遂げ、「中国のApple」と呼ばれるほど知名度を上げています。
Xiaomiのスマホは、とにかくコストパフォーマンスが高い点が魅力的です。
2〜3万円台といった低価格で購入できる端末も多く、質の良いスマホを安く手に入れたい方に向いています。
韓国のスマホメーカーの中には、日本でも幅広く知られている企業も多数存在しています。
ここでは、韓国の代表的なメーカーを2つご紹介します。
サムスン電子は、世界最大級の総合電気機器メーカーです。
スマホメーカーとしては「Galaxy」シリーズが非常に有名で、日本でもiPhoneに次いでシェア第2位を獲得しています。
「Galaxy」シリーズは種類が豊富で、比較的安価なものから最先端の機能が搭載されたハイスペックな端末まで幅広く展開されている点が特徴です。
さまざまなユーザーに対応しており、自分のニーズに合わせて選びやすい点も世界中の人から支持される理由といえるでしょう。
LGエレクトロニクスは、サムスン電子に次ぐ大手総合家電メーカーです。
サムスンと比べて低価格帯の製品が多く、日本では液晶テレビのブランドとしても知られています。
LGエレクトロニクスのスマホでは、特に「LG」シリーズが有名です。
高画質な録画機能やサブディスプレイが搭載されており、パソコン用モニターとして活用する際にも適しています。
台湾のスマホメーカーは他の国と比べてやや知名度が劣るものの、親日度が高い点が特徴です。
ここでは、台湾の代表的なスマホメーカーを2つご紹介します。
ASUSは台湾の電気機器メーカーで、日本ではノートパソコンやタブレットのブランドとして広く認知されています。
スマホの製造にも力を入れており、2万円前後のお手頃なスマホから高性能のゲーミングスマホまで、さまざまな機種を展開している点が特徴です。
大容量バッテリーを搭載している機種が多く、長時間使えるスマホを安く購入したい人にも適しています。
また、スマホにこだわりがない方や初めて使う人にもおすすめです。
HTCは、2008年に世界で初めてAndroid端末をリリースした台湾のスマホメーカーです。
日本では主にauへ端末を提供しています。
代表シリーズである「HTC」はスマホの背面に指紋認証機能を搭載しており、5G対応スマホの中でも比較的安価な点が特徴です。
過去に企業トラブルが続発したことでシェアが縮小し、一時は新たな端末の販売が見合わされていましたが、2022年に日本で4年ぶりに新機種が発表されました。
MM総研によると、2021年時点のスマホメーカーの国内シェア1位は、iPhoneでおなじみのAppleです。
ついで、2位にサムスン電子、3位にシャープ、4位にソニーがランクインしています。
シェア率の高いメーカーのスマホは周りの人も使用している可能性が高く、使い方を教えてもらえる・親和性の高い機能が使えるといったメリットがあります。
スペックの高さやデザインの美しさを基準にスマホを選ぶのもよいですが、スマホ初心者の方は国内シェア率を参考にするのもおすすめです。
参考:スマートフォン出荷が過去最多を更新、5G比率は69%に急増 ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研
この記事では、国内外の代表的なスマホメーカーを19個ご紹介しました。
スマホメーカーによって多種多様な強みを持っており、最新技術が搭載されたハイスペックのものやコストパフォーマンスに特化したものなど、バリエーション豊富なスマホが展開されています。
自分に合ったスマホを選ぶためには、スマホを使う上で譲れないポイントをあらかじめ整理しておくのもおすすめです。
また、新しいスマホを購入した場合、不要になった端末は適切な方法で処分する必要があります。
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