今や日常生活には必要不可欠なスマートフォン。 毎年さまざまなメーカーから最新機種が販売されていますが、何を基準に選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 この記事では、スマホのスペックの見方や用途別の選び
今や日常生活には必要不可欠なスマートフォン。
毎年さまざまなメーカーから最新機種が販売されていますが、何を基準に選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、スマホのスペックの見方や用途別の選び方について解説しています。
スマホの購入を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね。
この記事でわかること
目次
スマホを購入する前に端末のスペックを調べたい場合は、各メーカーが発表している「スペック表」を確認するとよいでしょう。
スペック表では端末ごとの性能が一覧でまとめられており、機種ごとのスペックを比較しやすいといった特徴があります。
スペック表に記載される項目は、主に以下の通りです。
スペック表の項目 | 具体的な内容 |
基本仕様 | ・キャリア・販売開始時期・搭載OS・CPU・内蔵メモリ・インターフェイス |
サイズ | ・幅・高さ・厚み・重量 |
ディスプレイ | ・画面サイズ・解像度・ディスプレイの種類 |
ネットワーク | ・Bluetooth・NFC対応・LTE対応・無線LAN規格 |
カメラ | ・画素数・補正機能・4K撮影対応・スローモーション機能・フラッシュ・レンズの枚数 |
SIMカード | ・利用できる数・サイズ |
その他機能 | ・耐水性・防水性・GPS機能・ワイヤレス充電・認証機能 |
ここでは、スマホのスペックの見方を項目ごとに解説しています。
それぞれのポイントを理解しておくことで、より自分に合ったスマホを購入しやすくなるでしょう。
「OS」とは、スマホを稼働させるための基本的なソフトウェアのことです。
端末によって名称が異なり、AndroidにはGoogle社が提供する「Android」、iPhoneにはApple社が提供する「iOS」が搭載されています。
OSによって操作性・機能性・ダウンロードできるアプリなどが異なりますので、自分の用途に合ったものを選びましょう。
「CPU」はスマホの頭脳としての役割を持ち、端末の処理速度に大きな影響を与えるパーツです。
CPUの性能をチェックしたい時は、「コア」と「クロック周波数(GHz)」に注目するとよいでしょう。
コアはCPUの中枢部分にあたり、数が多ければ多いほど処理が高速化されます。
クロック周波数は「CPUが1秒間に出せる命令の回数」を表す指標で、数値が高ければ高いほど性能が高くなる点が特徴です。
RAMとは「Random Access Memory(ランダム・アクセス・メモリー)」の略称で、スマホの作業領域を指します。
データを一時保存する目的で使われるため、アプリの起動・終了や電源の切断によって頻繁に内容が書き換えられる点が特徴です。
RAMの容量が多いほど動作速度が早くなるため、複数のアプリを開いている時もスマホを快適に使えるようになります。
パソコンやスマホのRAMとは?ROMとの違いをわかりやすく解説>>
ROMとは「Read Only Memory(リード・オンリー・メモリー)」の略称で、いわゆるストレージを指します。
スマホの場合、端末によって16〜256GBとかなりバラつきがある点が特徴です。
容量が多ければ多いほど、写真・音楽・メール・電子書籍などさまざまなデータを大量に保存できます。
スマホのディスプレイは、端末によって「画面サイズ」「解像度」「パネルの種類」が異なります。
ディスプレイの解像度が高いほど、細かい部分まで鮮明に表示される点が特徴です。
また、パネルの種類には液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどがあります。
有機ELディスプレイは発色の良さと消費電力の軽減を両立できる点が魅力ですが、スペックが上がる分、機種代金が高くなることに注意してください。
カメラの性能は「画素数」によって変化します。
画素数とは、画面の色を表現するピクセルの個数のことです。
画素数が多いほど色を細かく描写できるため、より美しい写真を撮影できます。
よりカメラの性能にこだわるなら、画素数の他にもレンズの枚数や補正機能などに注目して選ぶとよいでしょう。
バッテリー容量は、スマホの充電がどのくらい持つかを判断する指標のひとつです。
基本的に「mAh(ミリアンペアアワー)」で表され、数字が大きいほどたくさんの電力を蓄えることができます。
ただし、実際にスマホが稼働する時間は次の「連続駆動時間」によって変化するため注意してください。
連続稼働時間とは、その名の通り「スマホを何時間使用できるか」を表す指標です。
基本的には、スマホがフル充電された状態から、何も操作せずにバッテリーがなくなるまでの時間を指しています。
連続稼働時間が長いほどスマホを長時間使用できますが、日頃の使い方やインストールされているアプリによって変化する点に注意が必要です。
リフレッシュノートとは、「1秒間に画面が更新される速さ」を表す指標です。
「Hz(ヘルツ)」という単位が使用されており、数値が高いほど画面描写が滑らかになります。
多くのスマホでは60Hzが採用されていますが、ゲーミングスマホなどには240Hzが搭載されていることも少なくありません。
また、機種によっては、画面の動きに合わせて60Hz〜120Hzの範囲で自動調整を行ってくれるものもあります。
NFCとは、スマホをかざすだけで通信が行われる技術のことです。
「Near Field Communication(ニアー・フィールド・コミュニケーション)」の略称で、近距離無線通信規格のひとつに該当します。
おサイフケータイやApple Payなどを活用したい方は、NFCが採用されている端末を選ぶとよいでしょう。
ここでは、スマホのスペックの選び方を用途別に解説します。
スマホの使用用途が明確に決まっている方はぜひチェックしてみてください。
スマホで写真をきれいに撮りたい場合は、カメラの性能にこだわって端末を選ぶとよいでしょう。
具体的には、画素数やレンズの個数などをチェックするのがおすすめです。
スマホによっては、手ブレ補正・ポートレートモード・ナイトモードなど、より美しい写真を撮ることに特化した機能がついているものがあります。
また、カメラそのものの性能だけでなく、撮影した写真をそのまま表示させるディスプレイにも注目することが大切です。
スマホゲームを頻繁にプレイする場合は、CPU・ROM・RAM・リフレッシュノートの性能にこだわって端末を選ぶとよいでしょう。
これらの性能が低いと、ゲーム中にスマホの動作が重くなったり、画面が滑らかに描写されなかったりといった不具合が生じるリスクがあります。
特に、複数のゲームアプリをインストールする場合は注意してください。
スマホゲームのパフォーマンスを重視する方は、ゲーミングスマホを検討するのもおすすめです。
スマホで動画コンテンツを楽しみたい場合は、ディスプレイの性能にこだわって端末を選ぶとよいでしょう。
動画の見やすさを重視するなら、サイズの大きいディスプレイがおすすめです。
また、ディスプレイの解像度が高いものを選ぶことで、より美しい映像を楽しめるようになります。
メーカーによってはデュアルスピーカー搭載の端末も販売されているため、音質が気になる方はぜひチェックしてみてください。
スペックを上げるためにスマホを買い替える場合、これまで使っていた端末は適切な方法で処分しなければいけません。
ここでは、不要になったスマホの処分方法を3つご紹介します。
使わなくなったスマホを下取りに出すことで、新しい機種の購入代金が安くなる場合があります。
動作に問題がない端末を手放す際は、ぜひ活用してみるとよいでしょう。
キャリアによって下取りの条件が異なるため、詳しくはショップなどで確認してください。
ただし、スマホが故障・水漏れしている場合は受け付けてもらえないことがあります。
故障したスマホを処分する場合は、自治体の回収ボックスを利用するのもよいでしょう。
市役所などの公共施設に設置されていることが多いため、自治体のホームページなどをチェックしてみてください。
ただし、スマホのデータは自分で削除する必要があります。
個人情報の流出を防ぐためにも、必ず初期化を行ってから処分することが大切です。
不要になったスマホを手軽に処分したい場合は、専門の業者に依頼するのもおすすめです。
パソコン処分.comでは、スマホの状態にかかわらず無料で回収・処分を行っています。
手続きも簡単で、処分する端末を段ボールに入れて郵送するだけで完了します。
データの削除も行っているため、個人情報保護の観点でも安心です。
この記事では、スマホのスペックについて解説しました。
購入する際にスペックの選び方を間違えてしまうと、便利なはずのスマホがかえって使いづらくなってしまいます。
スマホの用途をしっかり洗い出したうえで、自分に合ったスペックを選ぶことが大切です。
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