数あるタブレット端末の中でも、特に高い人気を誇るのがAppleのiPadシリーズ。 プライベートからビジネスシーンまで、幅広いシーンで活躍してくれます。 しかし、ひとくちにiPadといってもさまざまなモデルが販売されてい
数あるタブレット端末の中でも、特に高い人気を誇るのがAppleのiPadシリーズ。
プライベートからビジネスシーンまで、幅広いシーンで活躍してくれます。
しかし、ひとくちにiPadといってもさまざまなモデルが販売されているため、どのように選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、iPadの選び方について具体的に解説しています。
自分に合ったiPadを購入したい方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
目次
iPadの大きな魅力は、カメラや音響などのスペックが高く、さまざまな機能が搭載されている点にあります。
パソコンよりも手軽に持ち運びやすく、外出先でも大きな画面で作業が可能です。
さらにAndroidタブレットと比べて操作が直感的で、子どもから高齢者まで幅広い世代に支持されています。
また、他のApple製品との接続性に優れており、端末間でデータの共有や転送ができるため、iPhoneを日常的に使用している方にもおすすめです。
現在販売されているiPadのモデルは、「iPad」「iPad mini」「iPad Air」「iPad Pro」の4種類です。
同じモデルでも、発売された時期によってスペックに若干の差が生まれる場合があります。
モデルごとの価格帯や具体的なスペックは以下の通りです。
iPad(第9世代) | iPad(第10世代) | |
価格帯 | 49,800円〜 | 68,800円〜 |
ストレージ | 64GB〜256GB | 64GB〜256GB |
チップ | A13 | A14 |
ディスプレイサイズ | 10.2インチ | 10.9インチ |
重量 | 487g〜 | 477g〜 |
5G対応 | ー | ◎ |
カメラ | 8MP(広角) | 12MP(広角) |
ピクセル | 2,160 x 1,620 | 2,360 x 1,640 |
LiDARスキャナ | ー | ー |
スピーカー | 2スピーカー | 2スピーカー |
端子 | Lightning | USB-C |
セキュリティ認証 | Touch ID(ホームボタン式) | Touch ID(トップボタン式) |
Apple Pencil | 第1世代 | 第1世代 |
iPad mini | iPad Air | |
価格帯 | 78,800円〜 | 92,800円〜 |
ストレージ | 64GB〜256GB | 64GB〜256GB |
チップ | A15 | M1 |
ディスプレイサイズ | 8.3インチ | 10.9インチ |
重量 | 293g〜 | 461g〜 |
5G対応 | ◎ | ◎ |
カメラ | 12MP(広角) | 12MP(広角) |
ピクセル | 2,266 x 1,488 | 2,360 x 1,640 |
LiDARスキャナ | ー | ー |
スピーカー | 2スピーカー | 2スピーカー |
端子 | USB-C | USB-C |
セキュリティ認証 | Touch ID(トップボタン式) | Touch ID(トップボタン式) |
Apple Pencil | 第2世代 | 第2世代 |
iPad Pro(第4世代) | iPad Pro(第6世代) | |
価格帯 | 124,800円〜 | 172,800円〜 |
ストレージ | 128GB〜2TB | 128GB〜2TB |
チップ | M2 | M2 |
ディスプレイサイズ | 11インチ | 12.9インチ |
重量 | 466g〜 | 682〜 |
5G対応 | ◎ | ◎ |
カメラ | 12MP/10MP(超広角) | 12MP/10MP(超広角) |
ピクセル | 2,388 x 1,668 | 2,732 x 2,048 |
LiDARスキャナ | ◎ | ◎ |
スピーカー | 4スピーカー | 4スピーカー |
端子 | USB-C(※Thunderbolt対応) | USB-C(※Thunderbolt対応) |
セキュリティ認証 | Face ID | Face ID |
Apple Pencil | 第2世代 | 第2世代 |
ここでは、iPadのモデル別の特徴について詳しく解説しています。
おすすめのユーザーもご紹介していますので、モデル選びに迷っている方はぜひチェックしてみてください。
2021年9月に発売された無印版iPadの第9世代は、iPhone11シリーズにも採用されているA13チップを搭載したモデルです。
また、ホームボタンが使われている最後のiPadでもあります。
第9世代は現行のiPadのなかで最も価格が安く、コストパフォーマンスが非常に高い点が魅力的です。
ただし、Lightning端子であったり、Apple Pencilが第1世代しか対応していなかったりすることから、他の周辺機器と組み合わせた作業には不向きといえるでしょう。
【iPad(第9世代)がおすすめな人】
2022年10月に発売された無印版iPadの第10世代は、A14 Bionicが搭載されたことで第9世代よりもさらに性能がアップしたモデルです。
処理速度が上がったため、容量の大きいゲームアプリも快適に使用できます。
また、第10世代からピンク・ブルー・イエローといったカラーバリエーションが登場しており、好みの色を選べるのも嬉しいポイントです。
【iPad(第10世代)がおすすめな人】
iPad miniは持ち運びやすさに特化したモデルで、現行のiPadシリーズの中でもっとも軽量かつコンパクトな点が特徴的です。
A15 Bionicが搭載されており、ネットサーフィンや動画視聴程度であればストレスなく快適に利用できます。
また、2021年に登場した第6世代からは第2世代のiPadPencilにも対応しているため、仕事でメモを取る際や簡単なイラストを描く際にもおすすめです。
また、上位機種と比べてお手頃に購入できるといった魅力もあります。
【iPad miniがおすすめな人】
iPad Airは、性能の高さとコスパの良さを両立させた人気の高いモデルです。
2022年に発売された第5世代にはM1チップが搭載されており、複数のアプリを立ち上げながらの動作や写真・動画の編集も快適に行えます。
スマートキーボードにも対応しているため、外出先でパソコンとして使用する際にも便利です。
また、スターライト・スペースグレイ・ピンク・パープル・ブルーの全5色と豊富なカラーを取り揃えています。
【iPad Airがおすすめな人】
iPad Proは、ひとことでいえばiPad Airの上位互換にあたるモデルです。
高い処理性能を持つM2チップが搭載されているうえにストレージ容量が大きいため、プロのクリエイターの仕事道具としても快適に使用できます。
また、iPad Proではスピーカーが4つに増えている点も特徴です。
音声に厚みが生まれるため、高音質で音楽や映画を楽しみたい人にも適しています。
【iPad Proがおすすめな人】
iPadを適当に購入してしまうと、あとから「スペックが足りなかった」「高性能すぎて持て余してしまった」といったトラブルが起きるリスクがあります。
ここではiPadを選ぶ際のチェックポイントを5つご紹介しますので、購入前に必ず確認しておきましょう。
デバイスサイズは、iPadをどのように使用するかによって選ぶのがおすすめです。
たとえば、読書・動画視聴・音楽鑑賞などインプットメインでiPadを活用する場合、自分が見やすければコンパクトなサイズでも十分楽しめます。
一方、写真・動画の編集やイラスト制作といったアウトプットをメインで行う場合、ディスプレイが大きい方が効率よく作業しやすいでしょう。
iPadを快適に使用するためには、用途に合ったストレージ容量を選ぶことが大切です。
たとえば動画視聴や読書が中心で、iPadにあまりデータを保存しない場合は64GBでも問題なく使用できるでしょう。
一方、写真・動画を大量に保存する方やiPadでゲームを楽しみたい方は、メモリが128GB以上あるとストレスを感じる機会が減ります。
また、iPadでクリエイター業務を行ったり、パソコン代わりとして積極的に活用したりする場合は512GB以上のメモリがおすすめです。
現在、Apple Pencilは「第1世代」と「第2世代」の2種類に分かれており、それぞれ対応しているモデルが異なります。
タブレットペンとしては上位機種である第2世代の方が性能が高く、筆圧感知やマグネット充電にも対応しているなど使い勝手が良い点が特徴です。
iPadでイラストを描く場合や手帳代わりに活用する場合は、第2世代のApple Penciに対応しているモデルを選ぶとよいでしょう。
iPadをパソコンのように使用したい場合は、純正キーボードが用意されているSmart Connector搭載モデルを選ぶとよいでしょう。
Appleの純正キーボードはキーボード本体の充電やBluetoothのペアリングが必要ないうえに、マグネットで着脱ができるため、必要なときに素早く使いやすい点が魅力です。
ちなみに、現在はiPad mini以外のモデルが純正キーボードに対応しています。
iPadを購入する際は、Wi-Fi環境化のみで使用できる「Wi-Fi接続モデル」と携帯回線を利用できる「Cellularモデル」のどちらかを選ぶことになります。
場所にとらわれずにiPadを使いたい場合は、必ずCellularモデルのiPadを購入しましょう。
一方、家の中や職場などWi-Fi環境が整っている場所のみでiPadを使用する方は、Wi-Fiモデルを選んでも問題ありません。
この記事では、iPadのモデル別のスペックや詳しい選び方について解説しました。
ついハイスペックな機種や最新モデルに目が行きやすいですが、iPadの用途と釣り合っていないと、せっかくのスペックも持て余してしまうことになります。
iPadをどのように使いたいかを考えたうえで、目的に合ったモデルを選ぶことが大切です。
また、iPadの寿命は一般的に3〜5年程度といわれています。
iPadを買い替える際はパソコン処分.comなどを活用し、不要な端末を適切な方法で処分しましょう。
今回の記事もぜひ参考にしてくださいね。