iPadを選ぶときに悩むポイントは本体の容量ではないでしょうか? 64GBや256GBと数字ではわかっていても実際足りるかどうかパッとわかりにくいものです。 iPadの容量はiPadを使う目的によって必要な目安が異なって
iPadを選ぶときに悩むポイントは本体の容量ではないでしょうか?
64GBや256GBと数字ではわかっていても実際足りるかどうかパッとわかりにくいものです。
iPadの容量はiPadを使う目的によって必要な目安が異なってきます。
この記事では
について解説していきます。
目次
iPadは容量によってかなり価格差があるので、自分にぴったりの容量を選ぶと無駄なくiPadを買うことができます。
2023年現在発売されているiPadの容量と価格は以下の通りです。
モデル | 64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|---|
iPad Air | 92,800円 | – | 116,800円 |
iPad mini | 78,800円 | – | 102,800円 |
iPad Pro(11インチ) | – | 124,800円 | 140,800円 |
iPad Pro(12.9インチ) | – | 172,800円 | 188,800円 |
iPad(第9世代) | 49,800円 | – | 71,800円 |
iPad(第10世代) | 68,800円 | – | 92,800円 |
モデル | 512GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|
iPad Pro(11インチ) | 172,800円 | 236,800円 | 300,800円 |
iPad Pro(12.9インチ) | 220,800円 | 284,800円 | 348,800円 |
上記の表の通り、iPadは64GBと256GBしか選択肢がありません。
それ以外の容量が必要な場合は必然的にiPad Proから選ぶことになります。
64GBはiPadでメールを見る、ネットを使う、ストリーミングサービスで動画を観るなどがメインであれば十分な容量といえます。
また仮に容量がいっぱいになってしまってもクラウドや外部ストレージに保存すれば解決できます。
iPadは容量を上げれば価格も上がるのでハードに活用しないのであれば64GBは多くの人におすすめできる容量です。
128/256GBは動画編集、イラスト制作をよく使う人、ゲームを楽しみたい人に向いています。
また映画や漫画などをダウンロードしておいてオフラインで視聴したい場合も128/256GBの方が有利です。
動画も画質によってはあっという間に容量が大きくなるので、映像関連のデータをよく保存する場合は256GBを選んでおきましょう。
iPadをメインにして動画編集や大量に写真を撮ったりする人は512GB以上がおすすめです。
特に4K画質で動画編集をする場合、一つのファイルの容量が数~数十GBになることも珍しくありません。
また写真や動画をとことん保存したい人やゲームを大量にインストールする場合なども512GB以上がおすすめです。
手持ちのパソコンやiPhoneのデータ容量がすでに512GBを上回っている場合は1TB、2TBの容量が必要になるので、保存する容量の目安に合わせて選びましょう。
ここではメディア別のデータ容量の目安を解説していきます。
映画は画質にもよりますが、概ね以下のデータ量になります。
画質を上げれば上げるほど容量を食うので、容量に限りがある場合はフルHD以下にするなどの対策が必要となります。
音楽もフォーマットや音質によってデータ量が変わります。
以下はApple Musicの音質別の容量です。
音質 | ビットレート | 曲5分あたり容量 |
---|---|---|
高効率 | 約64kbps | 約2.4MB |
高音質 | 256kbps | 約10MB |
ロスレス | 最大24bit/48kHz | 約85MB |
ハイレゾロスレス | 最大24bit/192kHz | 約340MB |
上記のようにハイレゾロスレスで100曲ほど保存した場合は約3.4GBほどの容量となります。
特に音質にこだわりがない場合は高効率の音質で保存することで容量を節約できます。
写真のデータ容量も画質に比例しますが、一般的にiPadやiPhoneで撮影した画像は一枚あたり約3MBです。
写真1000枚あたり3GBとなるので、よく写真を撮る人はこの数字を目安に容量を選びましょう。
iPadの容量が足りなくなったときに保存容量を増やすには以下の方法があります。
iPad内部のデータはクラウドに保存することで本体のデータ容量を削減することができます。
iCloudの容量別の料金は以下の通りです。
保存できる容量に応じて月額料金がかかりますが、クラウドのデータは本体が破損したりしても失われることがないのでバックアップとしての側面でも一定のメリットがあります。
またiCloudはiPadのデータだけではなく設定もまるごと保存してくれるので機種を買い換えた時にデータの移行がスムーズになります。
iPadは後から容量を増やすことはできませんが、外付けストレージを使うことで容量を拡張できます。
iPad自体の容量を増やすと本体価格が跳ね上がるので、場合によっては外付けストレージに保存した方がコストがかからないというメリットもあります。
以上、iPadの容量の選び方を解説してきました。
iPadで動画編集をする、映画を何本もダウンロードする、何千枚と写真を保存するという人以外は通常の64GBで十分であるといえます。
パソコンを使わないでiPadをメインにするという場合は容量が大きい方が作業の効率がよくなるので、どのようにiPadを使うかを考えて容量を決めていきましょう。
また仮に容量が足りなくなった場合でもクラウドや外部ストレージに保存すればiPad本体の容量を節約することもできます。
自分が保存するファイルの種類で何が一番多いかも合わせて確認しておきましょう。
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