iPhoneやiPadを購入するときに中古という選択肢が浮かぶこともあるのではないでしょうか? ぱっと見はキレイだし、新品でなくても問題なさそうと考えるのは何も変なことではありません。 ただし中古でiPadを買うときには
iPhoneやiPadを購入するときに中古という選択肢が浮かぶこともあるのではないでしょうか?
ぱっと見はキレイだし、新品でなくても問題なさそうと考えるのは何も変なことではありません。
ただし中古でiPadを買うときにはいくつか注意すべき点があります。
この記事では
について解説していきます。
目次
iPadの中古には以下のようなメリットがあります。
いうまでもありませんが、中古のiPadは新品と比較して価格が安くなります。
特に元が高いモデルを買う場合や、最新機種にこだわりがない場合は中古はよい選択肢の一つです。
また経年劣化するパーツはバッテリーがメインなので、バッテリーの残量さえ残っていれば新品同様に使えます。
iPadはもともとの性能が高いこともあり、数世代前のモデルでもスペック不足を感じることは稀です。
iPadで動画編集やイラスト制作などの作業をする場合は最新機種に一歩譲る部分は出てきますが、動画視聴やWebの閲覧であれば問題となることはほとんどありません。
最新の高いモデルを新品で買わなくても、iPadを使う目的次第では中古で十分達成できることもあります。
iPadは他のスマホやタブレットと比較してOSのサポート期間が長く設定されています。
例えば下図のように第6世代のiPadは2018年の発売となりますが、2023年に実装予定のiPadOS 17の対応モデルに含まれています。
モデル | 発売年 |
---|---|
iPad | iPad(第6世代):2018年 iPad(第7世代):2019年 iPad(第8世代):2020年 iPad(第9世代):2021年 iPad(第10世代):2022年 |
iPad mini | iPad mini(第5世代):2019年 iPad mini(第6世代):2021年 |
iPad Air | iPad Air(第3世代):2019年 iPad Air(第4世代):2020年 iPad Air(第5世代):2022年 |
iPad Pro | iPad Pro 10.5インチ:2017年 iPad Pro 11インチ(第1世代):2018年 iPad Pro11インチ(第2世代):2020年 iPad Pro 11インチ(第3世代):2021年 iPad Pro 11インチ(第4世代):2022年 iPad Pro 12.9インチ(第2世代):2017年 iPad Pro 12.9インチ(第3世代):2018年 iPad Pro 12.9インチ(第4世代):2020年 iPad Pro 12.9インチ(第5世代):2021年 iPad Pro 12.9インチ(第6世代):2022年 |
発売後6年が経過しても最新のOSに対応しているので、中古で数世代前のモデルを購入しても長く使える可能性が高いのもiPadの特徴です。
中古でも十分使えるiPadですが、以下の点には注意が必要です。
iPadを始め、スマホやノートPCに使われているリチウムイオンバッテリーは充電を繰り替えいしていくとバッテリーの容量が減るという特性があります。
これはどんなに丁寧に扱っても避けられないことなので、中古のiPadは一定の割合で新品時よりもバッテリーの容量が減少している可能性があります。
バッテリーの残量がどれぐらいによるかは前のオーナーがどれぐらいの頻度で充電をしていたかによるので、新しいから残っている、古いから少ないということにはならないので注意しましょう。
多くの中古ショップでは販売情報にバッテリーの容量も記載されていることが多くなります。
もしバッテリーの容量が記載されていない場合は店舗のスタッフに見せてもらうようにお願いしましょう。
中古のiPadはAppleの保証期間が切れているケースが多いことに注意しましょう。
店舗によっては独自の保証期間を設けていることもあり、購入してすぐに不具合が起きた場合は購入した店舗の保証を受けることになります。
ちなみにiPadは新品で購入すれば1年間の保証と有料の延長保証であるAppleCareによって最大2年まで保証期間を延長することができます。
中古品によっては保証期間が残っている場合もあり、その場合は名義を変更することで引き継ぐことができます。
ただしAppleCareの引き継ぎは1台につき一回だけなので、複数のオーナーを短期間で渡ってきた場合は保証の引き継ぎはできません。
また前オーナーがAppleCareのプランを月払いにしていた場合も引き継ぐことはできないので注意しましょう。
iPadは前オーナーの扱いによっては傷などのダメージが入っている可能性があります。
傷や汚れ、変色などの程度によって中古価格は変わってきますが、安価な中古のiPadを購入するときは傷の程度を確認しておくようにしましょう。
中古のiPadはフリマサイトでは買わないことをおすすめします。
理由は以下の通りです。
フリマサイトで販売されているiPadは出品しているユーザーを信用して買うしかありません。
全てのユーザーが善意に基づいて販売しているとは限りませんし、悪気はなくとも動作確認をしっかりしてい可能性もあります。
また最悪故障している製品を売りつけられる可能性もあり、いらぬトラブルを招く要因となります。
中古を買う場合はしっかりとスタッフが動作確認をしている店舗やオンラインストアで購入する方がおすすめです。
iPadは確かにOSのサポート期間が長く設定されてはいますが、とはいえ7~8年以上前のものは避けた方が無難です。
iPadOSはアップデートされるときに対応モデルも同時に発表されてますが、だいたい7~8年前の機種は対象外となることが多くなります。
いつ新しいOSになるか知ることは困難なので、買ってはみたものの1年しかOSが対応しなかったとなればまた買い直す必要も出てくるでしょう。
ただし一時的にiPadが必要になって長期で使う予定がないということであれば古いモデルを選ぶのも一つの選択肢ではあります。
iPadで動画編集をする、イラストを何枚も描くという場合はそれなりのスペックが要求されます。
値段だけを重視して中古のものを買ってしまうと動作が遅い、最新のアプリに対応していないという可能性もあります。
自分がiPadで何をするかによって必要な性能が変わってくるので、やりたい作業ができるスペックのものを選ぶようにしましょう。
中古のiPadが向いている人は以下の通りです。
iPadが必要だけど、予算をあまりかけられないという人は中古がよいでしょう。
中古でもこの記事で解説した点に注意すれば失敗するリスクを減らすことができます。
ネットを見る、動画を観る、メールをチェックするなど基本的な作業しかしないのであれば、最新スペックのiPadは必要ありません。
また簡単なゲームなどは古いモデルでも動作可能なので少し遊びたくなっても問題となることは少なくなります。
基本的な使い方しかしない場合は新品はオーバースペックとなり、コストがもったいないともいえます。
中古のiPadでも店舗によっては保証期間を設けていることもありますが、新品の保証に比べると期間や内容で一歩譲ることがあります。
中古のiPadを購入して破損や不具合があった場合に保証がなくても大丈夫という人は中古が向いています。
iPadはサブやたまにしか使わない場合は中古でもよいでしょう。
バッテリーの容量が減っている可能性はありますが、そもそもiPadはバッテリーが大きいのでそう簡単にバッテリー切れになることはありません。
スマホと同程度にiPadを使うのでなければ週に1,2回の充電で十分です。
新品のiPadを買った方がいい人は以下の通りです。
iPadは新品で購入すれば最低1年、AppleCareで延長して2年の保証を受けることができます。
保証に入っていれば画面を割ってしまったとしてもわずかな自己負担で修理を受けられたり、水没させても修理を受けることが可能です。
iPadの性能を重視する場合は新品のものを選びましょう。
最新のiPadが最も性能が高いことはいうまでもありませんが、バッテリーも新品なので駆動時間も長くなります。
高速なプロセッサ、改善されたカメラ、新しいディスプレイ技術など、最新の技術や機能を最大限に活用したい人は、新品のiPadを選ぶとよいでしょう。
結論からいえばiPadの中古は選び方次第ではコスパよくiPadを購入できる良い選択肢です。
ちまたではiPadの中古はやめておけといわれることもありますが、それは選び方やどこで購入するかによって大きく変わります。
保証やバッテリー容量には注意する必要がありますが、Web閲覧や動画視聴に使う予定であれば最新スペックは必要ありません。
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