パソコン
消去証明書
更新日: 2020年5月27日 著者: 前田 知伸
個人でパソコンを処分するときに本当に処分したのか何か手元に残しておきたい場合があります。以下の処分方法で証明書が発行できるのか確認しましょう。
メーカーのパソコン処分を利用した場合、パソコンを処分した証明書の発行はしてもらえません。富士通によると、廃棄証明書などの書面を発行することができませんが、「エコゆうパック伝票のお客様控え」は、お客様の手元に残ります。とのことです。
メーカーのパソコン処分を利用した場合、パソコンを処分した証明書の発行はしてもらえません。個人を特定しないからです。
名古屋市の場合: 小型家電リサイクルPRチラシ
廃棄物処理業者のパソコン処分を利用した場合、パソコンを廃棄した証明書(産業廃棄物管理票)の発行はしてもらえません。企業から出る産業廃棄物に対する管理票だからです。
いくつかの業者でパソコンを消去した証明書は発行できますが、パソコンを処分した証明書の発行は行っていません。パソコンを再利用するため処分はしないからです。
個人に対して、パソコンを処分した証明書の発行は行っていないようです。原因としては個別に対応する手間がかかることだと考えています。では、どうすれば正しく自分のパソコンが処分されたか判断すればよいでしょうか。
それは、依頼先がどれくらい信頼できるかしかありません。例えば、軽トラックで市内を巡回している廃品回収業者とのトラブルが増えています。違法な不用品回収業者にパソコンに処分を依頼すれば、正しく処理されない可能性が残ります。
メーカーやプライバシーマーク・ISMSなど個人情報保護の認定を受けている会社など信頼できることを確認して処分しましょう。必要あれば、自分でパソコンのデータを消去してから処分すれば、データの漏えいについては身を守ることができます。
なお、データの消去については、 データの消去をご覧ください。